専門が「労働法」と「憲法」の二つであるが、憲法学者の議論がおかしいとは以前から申していたが、ウクライナ危機を目の前にして、憲法の改正は必須になった、というより遅すぎたという感じだ。今日にもロシアが攻め込んできたら、福島瑞穂はどう私を守ってくれるのか聞きたい。さて、根本的に現在の憲法は戦争に負けたことが成立根拠であり、その前提では、いくら憲法学者が屁理屈をこねても詭弁にすぎない。そして憲法となった以上は、第9条だけが尊いのではなく、すべての条文が尊いということである。第9章には改正という一章がもうけてあり、当然これは憲法は改正できますよと言うことだ。この章がなければ憲法改正まかりならぬと言うこと……
ゴルゴダの丘に立つ13番目の男は、鎌倉殿の13人目の男なのかよくわからないが、とにかく最後の切り札ななった林真理子氏が頑張るしかない。日本大学の腐敗は予想する以上に深く、ようやく学長や理事長が決まったということ自体が遅すぎる。巨大な大学経営をほぼ素人に任せる人事も驚きだが、できるのだろうかと心配する。理事長の肩書きが欲しいだけで成れるような仕事ではないのは確かだ。本来であれば学長が教育機関のトップであり、理事長は私立大学法人のトップというツートップ制で私立は運営するのだが、これだけの規模でも内部からの適任者がいないことが腐敗していた証拠だろう。おそらく優秀な人材は、田中の下では抹殺されたであろ……
本当にNHKはいい番組を作るので参考になります。第一次世界大戦中に発生したスペイン風邪は、現代のコロナウィルス同様、世界中に蔓延し、5億人が感染、推定4千間人が死亡しました。当時の医療ではワクチンどころか、その病気の元すら判明せず、なすすべもなくバタバタと人が亡くなったそうです。丁度第一次世界大戦の真っ最中で、戦死する者より、病死する者の方が多いということでしょう。しかしながら、そういう経験を経て、人類はスペイン風邪である、インフルエンザに集団免疫を獲得することができ、また多くの医師や研究者がウィルスへの対策を作り出すことができました。コロナのワクチンもまた、その研究の成果から生み出されたとい……
最初、人間の叡智でも歯が立たなかったコロナもようやく第6波が収束方向になり、しばらくは休戦になることを期待しています。明日からは6月、3ヶ月におよぶウクライナはいまだに休戦もありません。プーチンは適当な段階で勝利宣言して、占領地のロシア化を進める気でしょうが、占領地にロシアの大軍を常駐することはロシア全体の破綻につながり、そしてまたいずれは占領地もウクライナ軍に追い出されるでしょう。日本もドイツも結局占領地は全て失ったことを歴史でまなばなかったのでしょうか、プーチン。先週、テレビで占い師相手にこのところ著名なコメンテーターが論議してました。記憶に残ったので、意見を書いておこうと思います。飛ぶ鳥……
メジャーリーグエンジュエルスの大谷さんが11号ホームランとのこと、あいかわらず、ピッチャーとの二刀流ですが、打撃も調子があがってきたようです。メジャーというと先日、日本デーというイベントががり、日本大使館の総領事が始球式にマウンドに行ったのですが、先発ピッチャーが投球練習で気がつかず、総領事はそばで立ちすくんでいる写真がありました。その後、球団が日本大使館の謝罪したそうですが、無礼と言うよりイベントの運行ミスはあり得ないが、しかし、総領事たる者が何も抗議もしないで突っ立ていたということは正に外務省の人材というのは無能だという証明でもあった。パフォーマンスするなら大谷選手のユニホームとカーボーイ……
基本的に自力本願であり、自分の力で生きていくと言うことを推奨し、実践したきたつもりでも、現実は多くの人々の助力があって生きてきたことに間違いはない。まあ、実際は気持ちの問題で、社会の中で自分の役割をしていくことで世界が回るなら問題はないし、満足であると思う。今の世の中は自分の力がほとんどなく、社会や他人や親に頼っている生きていく人が多いのに、周りの人たちの善意を平気で破壊する人間がいると人類という深い闇をみてしまう。多額の金を確認もせずに振り込んでしまうことが根本的な異常であるが、それを承知で賭博に全て使い切ってしまって、口先だけの謝罪では許されないということだ。こういう身勝手な輩がこれからの……
敬愛するJR東海の元社長葛西氏が逝去された。石原慎太郎氏に続いて日本のまともな論客が亡くなったのは実に残念なことです。なにごともきちんと説明できる素養と先見性がなくては組織のリーダーにはなれませんが、現代では希有な存在でした。有名な話では石川播磨の社長が新幹線システムを全て無償で中国に譲るということを強い危惧で反対されましたが、結局、IHIのその社長は売国奴として中国に新幹線を渡したのです。案の定、中国は新幹線のシステムに手を加えてから、中国独自開発の鉄道システムとして世界中に特許を取り、中国製の鉄道網を受注したのは周知の事実です。ゆえに、IHIの社長は中国とグルだったわけで、如何に企業のトッ……