しばらく前のテニス大会で、選手が転がっているボールをコーチ外にラケットで返球した際、女子のボールボーイの頭に当たり、泣き出して選手が失格したという。まあ、手で投げるより普通はラケットでコートの出すので、まさに当たり所が悪かったにすぎない。しかし、それで反則とされ失格するとはプロの試合としてはありえない、当時の審判および協会の対応は非常に疑問だが、今後さらにテニス当事者の中で議論すべき問題だ。しかし、ボールボーイのその女の子は何を見ていたのか、普通は仕事としてコートに立つ以上はどこにボールがあるか注意するのが任務のはずだ。ボールがもし試合中にコートにこぼれていれば試合の妨げになるし、もちろんケガ……
人を誹謗中傷する、つまり言葉の暴力は逆に発言者の気持ちを表している。そもそも本人に会ったこともないし、話を聞いたわけでもない、単なる思い込みで人を侮辱するというのは、羨望であり、嫉妬であり、うらやましさ、つまりは己の劣等感の裏返しだ。誰しもが人の幸福を嫉妬する、うらやむ、そうすると自己の存在を脅かし、己を否定する存在として、人を言葉で攻撃するという、これまた防衛本能の表れ。どうしたって他人の幸せは許せない、なんで自分が弱く、惨めで、誰からも理解されないならば、水しらずの赤の他人であれうらやみ誹謗中傷するという構図なのだ。故に、不幸の塊である私などには全く無視する有様だ。有名人、人気者、幸せ一杯……
フランス大統領マクロンが日本でのNATO機関の設置を反対している。もちろん中国共産党の忖度によってだが、フランス国内の暴動も沈静化できず、この大統領の無能さを表している。前にも言ったが太平洋にはフランス領がたくさんあり、かなり広い領土領海を持っている。もちろんフランスが植民地として統治した名残であるが。おそらくいずれは中国の手中に入るのだろうが、マクロンは気がつかない。愚かなフランス大統領が知らず知らず、中国共産党の傘下に入れられるという孫子の兵法にみごとに絡め取られて未来のフランスはなくなった。ちなみに来年はパリオリンピック、今日はパリ祭、おめでたいね。……
先月は歌舞伎役者の家族の自殺が報じられ衝撃を受けたが、昨日は若手タレントが自殺したという、いかなる理由であるかわからないが自殺はいけない。いけないとしか言えないのが残念だが、いずれも誹謗中傷が原因であることはニュースから理解はできる。どういう目的で誹謗中傷するカわからないが、広くみれば中国共産党などを誹謗するのとは明らかに異なる。戦争防止の意味であり、基本的人権を侵害し世界を侵略する意図には断固反対する。
さて、崇敬する山下達郎氏も非難の対象となり憤っている。山下氏は天才音楽家であり、クリエーターとして作り出した音楽は独創的な宇宙である。こういう天才はいわゆる世間には疎く、ハッキリ言って事件……
裁判所は過去の判決資料を20年の期限が過ぎれば考えもなく廃棄してしまう組織である。つまりは過去どういう判決をしたのか結論は残されてはいるが、その裁判の過程は当時の当事者の記憶が頼りである。それでは裁判所としての機能はないと同じだ、日本は判例による裁判ではないので理論的には過去の事例ではなく現在の法律の有無で裁判を決定するから必要ないと言われればそれまでだが、裁判記録は重要な歴史資料でもある。さて検察も同様だが、50年以上前の裁判が揺れている。袴田氏の死刑判決が覆って、今は再審するかどうかということだが、そもそもこれまで証拠を全て出した結果がどうも怪しい。1年後に味噌樽の底から見つかった衣類に血……