どんどん物価は上がり、米も野菜も値段が下がらない。多くの人が仕事を失い、家を売り、路頭をさ迷うのか。ポーク・マッカートニーは「家捨てたでぃ」と嘆きの浪曲を披露するが、現実になるかもしれない。ジョン・ノレンもまたどこかの政府要人を揶揄して「暇人」を熱唱する。世も末だ。と考えていると、三橋先生の説明でふと日本経済に光明が見えたのだ。解説を自分流に解釈すると、これまで日本政府が出してきた金は全てが今の国民や会社が保有する現金だと言うことだ。つまり市中に流通しているお金は、これまで明治以来日本政府がすってきたお札であるという。もしそのお札や貨幣が政府が出してこなければ、皆流通させる貨幣がなくなり、現物で取引するか、ドルなどの外国の紙幣や硬貨を使わざるを得なくなったのだ。納得、実際、昔は日本の貨幣はなくて、中国から宋銭とかを輸入して、日本国内の流通に使ってきたのだ。結局政府が金を作り出すから国内の経済を回すわけで、お札を刷ればするほど国内の富は増えるという仕組みだ。それが橋や道路やビルや港や鉄道と国の資産になり、給料として公務員やサラリーマンが消費する、銀行はかれらの貯蓄を使って国内産業に投資できる。金は天下の回り物とはよく言ったものである。国家は金をばらまき、それで経済が豊かになる。ところがどこかの国は緊縮財政と称して通貨発行を拒み、増税で国民からお札を取り上げるので、国家の資金は縮小し、流通貨幣が少なくなれば経済も縮小、景気は冷え込み、国民は貧困になる。いい例がコロナで国民が仕事ができないときに、政府は数兆円を支援した、それで資金が経済界に回り、流通が維持され、国民生活を守ることができたのだ。現在の石破とか国会議員の多くが、未だに財務省の嘘の躍らされて、増税に向かっている。財務省も国会議員も経済学を知らないものが選挙当選と出世天下りのために国民を飢えさせているのだ。こういう悪政をそのままにしていれば日本は滅ぶだろう。イエスタディをイマジンしてみよ、極悪財務省。日本もトランプのように大なたを振るう大政治家が現れない限り、家を失った貧乏神の住処となるだろう、嫌な想像なのだ。