ようやく海上自衛隊の艦船が台湾海峡を通過した。こてまで米国やオーストラリア等の艦船が自由航行の目的で通過したが、日本は及び腰というか中国が怖くて逃げていた。今回岸田総理の英断で通過をしたが、実際は先週のアメリカ訪問でバイデン大統領に指示されたからであることは明白だ。ＩＣＢＭ大陸間弾道弾ミサイルをハワイ近海に落とした中国の仕業について、世界は中国共産党の台湾侵略、世界侵略を許さないと言う明確な対応をしないと、世界は破滅するというメッセージを中国に示さなければならない。とにかく日本人児童への殺傷事件や日本の領海・領空侵犯、靖国神社やＮＨＫ国際放送のテロなど、数多の中国大陸からの詐欺電話にも劣らない大問題ばかりで、日本政府のたるんだ姿勢が問われていたところであり、大変結構なことである。さて、維新の党もなんというか、大阪万博の不人気、マスコットキャラの不気味さ、兵庫県知事の気色の悪さの極みが維新の賜であっては情けないだろう。維新と名乗れば票が集まるという誤った世論を本当の施策をきちんと説明できる人材が少ないのは、そもそも政党としての要件が見当たらないのだ。またもやおねだり知事に、知事の椅子をおねだりされる兵庫県民の民意を期待する。さて、日本人は劣等民族とか、反日教育によって子供が殺されても外交問題ではないとう輩の叫ぶ反日の方々が存在するのは、遡れば伊邪那岐、伊弉冉の古事記まで遡ることができる。このイザナギ・イザナミの尊はお互い力を合わせて国作りをしたが、イザナミが黄泉の国に行き、追いかけるイザナギの不覚でイザナミを激怒させたことによる。イザナミは毎日１０００人殺すと叫ぶと、イザナギは１５００人の産屋を立てて抵抗するという下りだ、お互いに一歩も引かない形相で、そして現在も日本人と反日日本人は同じ状況にある。実はこの部分は古代ギリシャ神話にも同様な話があるのだ。古代ギリシャ神話が古事記より１０００年くらい古いので、話がはるばる日本へ伝わり、それが古事記編纂に加えられたかもしれない。問題はなぜこの部分が加えられたかだ、他にもいろいろ伝わったろうが、この部分が明確に重複したというなら、きっと人間の本性の深いところでこの話が人類の原罪として脈々と話し伝わったということかもしれない。そして、いまだにユダヤとイスラムの対立も、ウクライナとロシアの戦争も、中国と台湾も、このイザナギ・イザナミのような根源的な起因で対立し合っているのかもしれない。ハッキリ言って、もとは隣人、人間同士だろう、謝るものは謝り、許すものは許さないと神罰が当たりますよとのことなのだろう。