関東も梅雨入り、遅い梅雨入りというが、日照りの夏も、洪水の夏もデクノボウは死んでも生きていくしかないのだ。しかし、身分の高い県警幹部(鹿児島)の隠蔽体質や、国税職員の脱税とか、検察庁高官も性加害で逮捕とか、組織の緩みとしかいいようがない。まあ虫国のような汚職や賄賂、国家の私物化に比べればかわいいもので平和日本の証でもあろうが、とにかく、そういう不快なニュースを公務員のボーナス支給日に聞くとナンナのだという気分になる。さて、都知事選挙がしまらない、端的にいうと主張自体はかまわないが、なぜか私的見解を強調することで、その人物の哲学がわからない。レンボウ史は単に人気取りで衆議院選のための売名だけだろうが、小池氏は中身のない再選だけの人気取りで面白みがない、これだけ哲学も政治姿勢も自己ファーストでは学級委員長の人気投票にすぎない、もう一度大学で学んだらいかがか。元航空幕僚も不慣れな政治稼業でどこまでできるか、おそらく防衛や安全ではトップクラスの見識はあろうが、都民は防衛に関心はない、いうなれば出るところを間違っている、出るなら沖縄の選挙で己の哲学を叫んだ方が日本武士道らしい。あとはほとんどゴミにしか見えない、ゴミとは失礼だが、世界に並ぶ、ニューヨーク、ロンドン、パリに比較される文明国家の首都のトップに相応しいとは思えない、田舎町の町長選挙のごときだ。今回は選挙ポスターによる宣伝広告など外道の域であり世も末、これが民主主義かと疑うような啓示では呆れるしかない。都民でなかったのだけが幸いだ。渋谷区では貴重な並木道の木々を伐採して見てくれのよいコンクリートにするという自然破壊の非道が行われるという、都民の哲学や如何にと、デクノボウの我は注目だけはしている。