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ジパングはどこだ

世界中から日本に観光客が来る、円安だし、物珍しいエンターテイメントの本場で、おいしいごちそうも食べられれば来るだろう、やっぱり。ただし、日本人は他の良い所を探さないと、外人ばかりで異国に行ったような旅行はいやだ。コロンブスは黄金の国ジパングを目指して航海したが、行き過ぎてインドに着いてしまったと誤解し後悔した。それで、そこの住民をインディアンと呼んだのだが、じつはネイティブアメリカ人だった。広大な土地をバッファローとともに移住する、多くの種族がグループで遊牧民的な生活していたのだろう。しかし、アメリカに移住してきた西洋人に追いやれ虐殺されたあげく、生き残った者が居留地に押し込められるという、ヒトラー並の民族浄化をされた。悲惨な過去をアメリカは償う必要があるが、現在のアメリカは自由と人権を守る巨大国家として、独裁国家や専制国家と対峙している。もしアメリカが存在しなければ世界の平和も自由も制限され、強権国家というより侵略者や独裁者たちの暴力で、まさに世界は戦争か虐殺か迫害の世界になったと思う。インディアンも平和な人々で、広大な面積を平和に維持できたが、結局彼らだけでは現在のアメリカ合衆国を作り出すことはできなかったろう。種族同士の争いか、まとまっても小国に分裂か、いずれにしてもアフリカかアジアと同じレベルの体制であろうから、植民とはいえ、自由と平等をもとめて来た人々がアメリカを作った意義は人類として大きい。王様も権力者もいない自由で平等な社会はアメリカ建国無しには語れない、インディアンという犠牲がこの世界的な超大国を生み出した原点でもある。日本も過去の様々な問題をアメリカとの闘いで解消し、自由で平和な国となったのだ。尊皇攘夷のままだったら今来ている外国人観光客は来なかったろう。闘いを通じて進化もあるということだ、戦わずに棚ぼた式でもらっていては革命改革ではなく、結局中国や朝鮮のように他人の文化のマネに過ぎず、中身は古代の民族感覚が精算できずに残ってしまった国々とは違うということかもしれない。

内山家政婦看護師紹介所

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