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貧困と孤独の連鎖

京都アニメの青山が死刑判決に控訴したという。もちろん控訴する権利はあるのだが、自己弁護のためで反省も悔悟もしていない証拠だろう。凶悪な犯罪であり、当然断罪しなければならないが、一面では今の時代の犯罪の裏側にある若者の貧困と困窮、孤独と人間不信、社会疲労と混乱に大きな要因がある。安倍元総理の襲撃や闇バイトなどの犯罪や詐欺、麻薬や覚醒剤、もろもろのパワハラや性被害も一個人の問題で捉えるのではなく、日本全体の隠れた社会不安が影響しているのだ。特に貧困で、会社に正社員で雇用されない若者はその後の生活保証や結婚など大きなハンディキャップを生み、家庭をもてない資産がないなど不当な差別を生み出したている。その結果、青山のような妄想に走って犯罪を起こすとも見えるのだ。多くの産業や企業で人手不足が深刻化、農業や漁業の衰退、バスやトラックの運転手がいないとか至る所で商店街もなくなる、多くの人々が困り果てているが、そういう所や仕事には若者は見向きもしない。結局一流企業の正社員を目指しすために人生を棒にする。若者も思考の大転換を図るか、社会が彼らに方向転換を図らせないと、いつまでも夢を見るだけの人生になってしまう。そしてその夢を見続けた50年も逃げ続けていた桐島なる男が現れた。1970年代に日本を震撼させた連続企業爆破事件の実行犯とおぼしき男である。偽名を使ってどこかに潜んでいたが、いよいよ自らの死を前に名乗り出たという。日本の警察の目からどう隠れてきたかのが非常に気に掛かるが、いずれにしたも、単にビルを爆破し大企業の社員を殺したでけでその後の日本は発展し続けている。まさに日本を資本主義の悪の権化と妄想した連中の暴挙であるが、現代のロシアや中国、北朝鮮をみれば誰が悪で誰が正義かはわかるだろう。結論からいうと反日武装戦線なるものは凶悪なる悪魔の手先であり、救いがたい50年の無意味な逃避であったにすぎない。最後に名乗り出た以上は、裁判で事実無根であると提訴でもして白黒つけたらどうだろうか。

内山家政婦看護師紹介所

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