令和6年は厳しい現実からスタートした。能登半島大震災、そして羽田JAL機の大脱出、自民党議員の大捕物、北九州では大火事、田中元総理大豪邸の大火災、吉本興業の一大タレント松本氏の活動休止、そして大物歌手八代亜紀さんが無くなるという、泣きっ面に蜂どころかミサイル攻撃されたような大惨事の連続で幕が開いた。よく見ると、どれもこれもいろいろな疑問が生じる。なぜ地震の火災に弱い古い木造家屋が密集していたのか、なぜ漫然と滑走路に進入したのか、なぜ、なぜ、なぜと思うばかりだ。はっきりと説明がないと、こちらも推測でしか書きようがないのだが。少なくても、大阪万博は中止か延期だろう、池田大作氏の莫大な相続税を期待できるのならともかく、そんな金があれば能登半島復興に回さねばならないし、いまだに行方不明者の救出や被災者の支援にすぐに対応しなければならないからだ。どうも、森元総理の影がちらつく、清和会のパーティ券キックバック問題が発覚し以降雲隠れのままだが、もともとの清和会会長である森氏から発端だという噂がある。森喜郎氏は文部大臣だが、大いに文部省のうまみを知っている人物であると個人的には賞賛している。他の国会議員は文部大臣など貧乏くじを引いたようでだれも嫌がったが、森氏は如何に文部行政にうまみがあるかを理解したのだ。つまりは、万博のような科学技術、馳石川県知事のようなプロレス界、田中日大理事のような相撲会、どれもこれも森の息の掛かった人物をトップに据えることができる。能力とか実量とは全く関係なく、強引な独裁をしき、多額の資金を吸い上げる仕組みは同じ、最終的には森氏の懐だろう。つまりは石川県は如何に無能な知事でも、新幹線を建設すれば莫大な観光資源を吸い上げることができる。そして、能登の耐震化などは考えもしないということ。次は大阪万博の影の主役として莫大な金を取る以上は、中止はしないのだろう。2年目の東京オリンピックは映画になったが、しっかり映画の冒頭に森氏が堂々と映り込んでいた、オリンピックの選手を描く映画が、森氏の賛美のえいがということだ。映画監督がそうしたいと思ったわけではなく、森氏周辺の要望であろう。つまり、文部科学という強力な武器を遣って暴利をむさぼることが可能だと言うことだ。ついでに言うと、羽田空港の民間機と海保機の衝突も、それを感知する機器があったのに防げなかったということは、機器の更新をおろそかにしたと言うことにつきる。更新しない分の金はどこに消えたのだろうか。まさに恐るべき森老害による独裁国家ということを野党を始め、国民は誰も知らないのだ。