現代社会は科学の時代だ、男が「自分は女」といえば女になってしまう、もちろん、どこかの国の最高裁が認めればのことだが、神様もびっくりで、今や裁判所が男女を決めるような時代だ。そうはいっても、科学的な根拠を否定して汚染水と避難するどこかの経済大国は何が科学科と聞きたくなるが。話を戻すと、今年は日本宗教界の大物二人が他界した、幸福の科学の大川隆法氏、創価学会の池田大作氏だ。どちらの教祖も独裁、そして問題はその後継が誰になるか。代表はいてもカリスマ的な指導者とはほど遠いのだろうか、巨大宗教の教祖の力は絶大だった。どちらも強力な新興宗教であることから資産も莫大、信者も膨大だ。そして大川氏、池田氏それぞれ著書も数え切れない、大川隆法氏の霊験もの、池田太作氏の人間革命等々は信者必読だろう。もちろん池田氏の場合は多くのゴーストラーターが書いているので必ずしも経典と言えるかは疑問だ、ましてや大本の日蓮宗大石寺から破門されているから日蓮宗とも本来関係ない。そしてこの宗教はどちらも政治に乗り出したという共通性がある。オウム真理教は政治活動は全敗北したが、幸福追求党は毎回まだ選挙に出ている、創価学会はもちろん、公明党の母体だ。日本では宗教分離ということが憲法で明記されて、公共建築の地鎮祭さえ拒否される始末だが、公明党は創価学会のための団体として政治活動ができるという憲法の矛盾を、憲法学者のだれも指摘しないということから、如何に日本の憲法学者はでたらめで嘘つきである証明だろう、科学的な憲法学者は日本には存在しないのだ。さて、嘘つきのついでに言うなら、今年は世界統一教会の多額強制寄付問題から、昨年の安倍元首相銃撃の結果で教団解散問題もこれから出てくる。キリストはこの韓国人の教祖が生まれ変わりであり、日本は朝鮮に謝罪し服従せよとのお告げであり、これはキリストを語る詐欺行為そのものだが、なぜか自民党の大物議員たちは安倍氏を始め、被害者の訴えを聞かず、教会の言いなりになるようでは、日本の神様に申し訳もないと思う。さて、いずれにしても宗教界のカリスマたちの死により、これまでひたすら蒙昧空虚なお言葉を信じ多額の寄付を強いられて信者に福音を与えることができれば、天の神様はお喜びになると確信する。