ガザを支配する組織ハマスが、突如イスラエルを攻撃したという。平和協定もあったもんじゃないが、しかし、国力云々より平気で平和を破壊するメリットがあるのだろうか。強国イスラエルも報復は必至であり、ガザ地区は消滅してもおかしくはない。歴史的に中東は宗教紛争のるつぼであり、一瞬即発であるということだ。油断していたイスラエルもたまったものではないが、世界はイスラムとの闘いもまだ終わってはおらず、また自爆攻撃の悪夢にさらされる可能性もある。日本は基本的に宗教で戦争になるということはない、なぜなら織田信長が比叡山を焼き討ちし、明治の廃仏毀釈もあり、宗教勢力が政治に介入することは亡くなったからだ。もちろん、強大宗教団体は政党を取り込んだり、公明党、幸福党、オウム真理教などの例や、統一教会と自民党の癒着などはあるが、宗教で日本を支配するということはおそらくない。つまりは政教分離が非常に進んだ国であり、そういう所からも逆にジャニーズや自殺問題など道徳的なセーブが効かないという側面もあるにはあるが、政教分離のありがたさは日本の一大特質である。さて、そうでない宗教が中心だと、おらが神様が中心であり、当然他の神さんは許さないという永遠の戦争になるということになる。おそらくユダヤ教もイスラム教ももともと出は同じであり、尊重できるはずであるが、そうはならないのは宗教という本質でもある。一方、鈴木宗男がロシアと勝手に交渉するような論外な違法行為を国会議員が行ってきた。かつてはアントニオ猪木議員が北朝鮮に渡航し土下座外交で北朝鮮の手先となった例もあるように、自分勝手は外交は極めて国益を損する以上、厳罰は仕方が無いだろう。もちろん外交はあらゆる方面で展開する必要もあるし、実際太平洋戦争中の日本外交は無能以外の何物でも無かった。正に外務省ではなく害夢以外の何物でも無い。しかし、ロシアについては日本の主張と言うより欧米を中心とした民主主義国家群の意向に歩調を合わせている以上、日本独自の外交は限定されると言うことだ。わたしもプーチンの弟子の一人と持ち上げているのも、領土問題、水産資源、燃料資源など大きな問題があるから栄誉を与えているだけに過ぎず、直接プーチンに会いに行くことはしない、もちろんプーチンが電話でもしてくれば相談には乗るのだが。いずれにしても鈴木宗男の行為はハマスのような考えもない暴挙愚挙としかいえない。ましてロシアに敗北を認めさせればそれは評価もあろうが、例のごとくプーチンの代弁者としてロシアのプロパガンダを鵜呑みにするような人物は国会議員としての能力資質を大いに欠くということであり、宗男はまさに国会議員を辞職するべきだろう。