自民党議員が国葬に際して、安倍氏を国賊とのたまうは異常だろう。親分が国賊なら子分である自身も国賊のはずだ。少なくとも生前に言うならともかく、死んだ後に言うのは卑怯極まりない。そもそも国賊という根拠もなく、全ては国会が決めた法律で行政の長を務めたのだから国家そのものなのだ。それを国賊呼ばわりするというのは、自民党への裏切りであり、国家に対する賊たる発言だろう。まあ裏切り者の根底は役職の猟官にうまくいかなかった恨み以外の何物でも無いことはお見通しだ。さてお見通し、エリザベス女王は自らの死に対しガラスの霊柩車で一般国民に最後の別れをした。直接に棺を見ることで公明正大で偉大な女王を忍ぶことができたと思う。さてしかし、投票箱までガラス張りにされるとこれは公明正大ではない。ウクライナでプーチンが行ったという住民投票は、だれがどういう投票をしたかだれでもわかる、つまりはガラスケースだからだ、これは投票ではない、強制だ。おそらく反対票を入れる人間などいないし、入れればすぐに逮捕され戦場に送られるからだ。だいたい、マルかバツかの選択肢かない内容でA4用紙の投票用紙は必要なのか、つまりはそこには選挙内容がおかしいということと少ない投票数を紙の大きさで箱の中身を増やすという奇妙な投票なのだ。もともろロシアはアメリカの大統領選挙やさまざまな欧米の選挙で妨害やロシアに有利な投票行動にするためのサイバー攻撃やプロパガンダ戦争をしている。ロシアの大衆への影響を影で支えるのはこういう情報工作のたまものであり、これは共産党時代から培ったプロパガンダの歴史が元となっている。それは欧米にしか対象にしていないかというと大きな間違いで、現在のロシアの隅々まで工作が進み、ハッキリ言ってロシア国民は完全にプーチンがコントロールできる、マインドコントロールの術に掛かっているのだ。さて、この大衆を操り大統領になった小僧が、その手腕でウクライアンを手中に収めることができるか世界は固唾を飲んでみているだろう。なぜ、プーチンがウクライナ東部にこだわるかは理由は簡単で、黒海に直接面することで海軍力を増強する意図しかないのだが、過去のソ連の失敗を見てもわかるとおり陸軍国が海軍に手を出せば経済的にも防衛的にも痛手を被ることは目に見えている。まして黒海は狭い海峡でしか出ることはできず、狙い撃ちも容易な場所だ。結局、巡洋艦が沈没したように、プーチンロシアの滅亡が見えてきた。さて、権力者国賊プーチンを裏切る者はいるのだろうか。