不思議です、不思議、庭で飼っていた金魚３匹が忽然といなくなりました。先週の日曜朝に気がついたのですが、おそらく週末に金魚の行方がわからなくなりました。まったく痕跡も状況もわかりません。日曜の朝に金魚用の大型水槽に赤い姿が見えず、土曜も見えなかったので水草の下に隠れているのかと思い、枝で水草を払うと一匹の姿も見えませんでした。防犯カメラに昼夜見直しましたが、だれも庭に入った形跡はありません。カラス、猫、ネズミ等が出る可能性もありますが、３匹が一度にいなくなり、かつ餌食になったのなら死骸でも落ちているはずですが、痕跡のかけらもありません。水草も静かに浮かんではみ出したり地面に吐き出された形跡もありません。少なくとも１０センチ以上に育った大きな金魚３匹を飲み込むような生き物は近所にはおらず、また争ったり暴れた様子もありません。まさに神隠し、どうしてなんでどこへ消えたのか全くの謎、奇怪な現象でした。
さて、宇宙は神様が作ったと思います。ですからこの世界は神その物というべきでしょう。そして自分がいます。自分の心の中にも宇宙があって、自分の好きに世界を作り出して人間は生きています。要は人間から見ると神が作った宇宙の中で、自分の宇宙を作り出しているのです。これも私の二つの無が統合したのがこの宇宙であるという根拠の一つですが。しかし、問題はあります。私の問題ではなくて、人間は動かしようのない神の作った宇宙と、自分の思考が作り出した宇宙の葛藤です。はっきり言って自分の宇宙でこの実在の宇宙を動かすことは極めて難しいです。もちろん成し遂げた人はいますが、大変な努力か、極めて運の良い人生でしょう。特に自由主義社会では現実の世界と自分の価値観の違いで人生をせめぎ合って生きるというのが日常です。これに対してロシアや中国共産党、北朝鮮はたった一人の意思が国家の意思であり、かれらの世界であるという論理から、国民個々の自由意思はあり得ません、あれば粛正の運命です。すなわち、トップ一人が独断的に独裁者の地位と国家権力を握り、全ての人民を支配することができます。もちろん、こういう独裁者はその国だけではなく世界中を支配する欲望で生きているのですが。さて、神の作った宇宙と独裁者が作った宇宙がいつまで統一していけることができるかです。金正恩も習もプーチンも１０年以上独裁してますが、今後も永遠に独裁できるかどうか、神がどう考えているか注目します。いなくなった３匹の金魚はどこに行ったのでしょうか、私にはいまだに理解できません。