国際地質科学連合理事会において中期更新世の地質としてチバニアンが正式に世界の歴史区分に決定されました。市原の山の中で正にお宝が眠っていたことになります。117の区分があるそうですが、唯一の日本名の名称であり、千葉県人として大変うれしいです。茨城大の楡〇久というゴロツキの妨害にもめげず、昨年の台風被害にも持ちこたえて、関係者各位の御努力は並大抵のことではなかったと思います。特に市原市議会の迅速な対応は日頃地方議員の不勉強を非難するものとしてはお詫びをしないといけないと思うくらいです。
しかし、まさかこの千葉に大地の下に地磁気転換の痕跡が残っていようとはまさに奇跡のような話です。実際はまだ見に行っていないので、仮に見たとしても素人ではわからないのでしょうが、千葉の記念碑として世界にアピールできると思います。ただし、楡井の妨害はまだ続くでしょう、危険なのは爆破などの暴力で破壊することです、厳重に楡井たちのテロ的暴走を止めないと世界的に価値のある地層を科学研究に資することができなくなります、是非関係各位の注意をお願い申し上げます。このように世界に名を残すことは容易ではありません。カルロス・ゴーンはしかしその名を世界に残しました、大企業のカリスマ経営者ではなく、経営者としての地位を追われ、一犯罪者として国外逃亡した犯人としてです。まだ裁判で決まった訳ではないのですが、個人的には墓穴を掘ってしまった感があります。いくら日本の司法制度を非難しても、それがイコールとしてゴーンの正当性を証明はしていないのです。まあ、これも実は日本国憲法にも関係します、現行の憲法は非常に細かい刑事規程を盛り込んでいます。これは戦前の言論統制や不当な逮捕による民主主義への妨害を反省し、きめ細かい規程を盛り込んでしまったゆえに弾力的近代的な刑事訴訟制度の限界があるからです。高度情報化時代に合わせて犯罪も高度な技術でいくらでも隠蔽が可能なのです。人間が楽器の箱に入ってレバノンに脱出するくらいのことは朝飯前で、70年も前とはまったく違うことが憲法学者には理解できないのです。法務省も言い訳ばかりではなく、きちんと憲法改正をして最新の刑法、刑事訴訟法にしないと、いつまでたっても遅れた国家という不名誉な称号がつきますよ。楡井のような学者気取りだから、憲法学者は化石だといわれるのです。いっそチバニアンの横に化石憲法学者による一時代前を象徴する石碑をつくればいいのではないですが、そう意味ではゴーンは良い機会を日本に与えてくれたのかもしれません。