トランプ一座の暴走は留まることをしらない。このまま突っ走ったら世界は終わるか、少なくとも全世界はアメリカに見向きもしないし、そしてアメリカ市民はトランプに見向きもしないだろう。今度はパウエルFRB議長を解任するらしい、FRBの利率は高いままで業を煮やすトランプは許せないらしいが、問題はアメリカ政府の無策が極端なインフレーションを起こし、それを抑え込むためには金利が高いのはやもえないだろう。イギリスでは数年前、インフレーションの最中に減税を行い、市場経済をさらに煽り大混乱の末に退場した例もある。本来為替や金利は政府とは独立した機関が行うべきで、これでは虫国のような独裁国家であるということだ。さて、ニュースでは虫国で歩行ロボットのマラソン大会がおこなわれ、虫国のロボット技術は世界最高だと提灯ニュースをマスコミが流していたが、みれば10年以上前の陳腐なロボットばかりだった。まるで映画のロボットのコピーだ、これならティラノサウルスの着ぐるみレースの方がよほど面白い、少なくても現在のロボットと言うならリモコン操作の人間は後ろで操縦している姿はありえない。あり得ないといえば、AI技術の進歩はあり得ないほどすごい、ほとんど人間が作った資料かAIが作成した資料かは見分けがつかないレベルだ。そうであるなら、世界中の膨大なデータを駆使してアメリカ大統領の仕事をAIにやらせるべきだろう。先だってのいい加減な関税の表は、トランプが綿密に計算した数字ではなく、赤字額を関税で置き直しただけの算数だというから世界はぶったまげたのだ。その国との収支で黒字の国は無いのだろうが、アメリカは全て赤字だからその分を関税で取り戻すというヤクザのみかじめ料とかいう類いの悪質さだ。それならAIで緻密に数字を分析させ適正な率を算出した方がいいだろう。もちろん、貿易額も貿易外も、その他全てのやりとりも計算すればよいのだ。ただし、経済は生き物で、すぐに安い物や安い金利に通商が流されていき、いくら今は適正な関税もすり抜けて新しい経済秩序が形成されるだろうが。少なくとも、世界で初めてこのコラムで、アメリカ大統領のAI化を主張することとする。まあ、トランプがティラノサウルスやヤクザより凶暴横暴傲慢無知でも、人類はコンピュータという英智がある以上ちょっと使ってみたらどうだ、大阪関西万博開催でいう人類の未来とはなんなのかな。