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鬼城化する万博

万博会場は大賑わい、さすが大阪なにわ根性です。見た目は進撃の巨人が乗り越えてくるような高い木の壁は何の象徴か。虫国は北京も上海も人口が激減しているそうですが、大阪に大挙来ているのかもしれません。万博が終了後はそのまま虫国の領土になることも考えておかないと、国民は動揺します。万博だろうが、関税障壁だろうが、毎日虫国海警の艦船は尖閣諸島に領海侵入を繰り返し、フィリピンではドンドン領海領土が埋め立てられて中国領に占領されています、お祭り騒ぎもほどほどにしないと。さて、来週は日米関税交渉が始まります、まさかのミッドウェイ海戦になるかもしれません。すなわち、日本側の情報はアメリカに筒抜けで、油断して高をくくって交渉などしようものなら全滅玉砕撃沈の憂き目に遭うかもしれません。これまでも日米交渉は交渉ではなく、アメリカの意向に従う以外になかったのではないか、TPP条約すらアメリカは合意しませんでした。合意しなかった理由は、まさにトランプが大統領だったからです。始めから交渉ディールなどなく、結果結論は決まっているという前提で逆襲をしないと行く意義はないでしょう。幕末日米通商交渉も大変困難でした、というのもアメリカは押しつけとはいえ、交渉内容としてはまあ期待を込めての要求ですが、日本国内はそもそも異国打ち払い、朝廷は外国嫌い、外様の各藩は反幕府という中で条約がまともに通る状況ではなかったのです。挙げ句に井伊大老は桜田門外で襲撃されました。昨今の貿易では関税など百害あって一利もなく、完全な貿易の障害で、ロシアや北朝鮮、イランなどへの戦争に代わる制裁に過ぎず、自由国同志、特に同盟国同士で関税の掛け会いは非常識以外の何者でもありません。本拠のアメリカ国内でもトランプへの反発が激化するでしょう。すなわち、日本政府はアメリカ国民へのアピールを第一に考えるべきです。日本の為と言うより、アメリカ市民に有益なのが日本との貿易であり、関税は意味が無いと主張することが必要ですが、日本政府はおわかりでしょうか。交渉が終わったあとにコラムで言ってもしょうが無いので、とりあえず言っておきましょう。万博が成功するか、交渉が成功するか、USスチールを買い取れるか、それは商売感覚が重要で、柔軟な戦術家のプロディュースがあっての成果であり、高邁なるお役所仕事で臨んでも後の祭りです。

内山家政婦看護師紹介所

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