紅麹サプリで多くの人が苦しんでいるらしいが、健康サプリで病気になるとは前代未聞だろう。どんどん被害者が増え、いよいよ会長と社長が引責辞任となるとのこと。オーナー会社で同族の小林家の人々だろうが、辞任以降は毎月200万円の報酬が出ると言うことで、一般常識として責任を取ったということにはならないと怒りを買っているらしい。当たり前だ、人に毒を呑ませて本来なら刑務所行きが、賠償に充てるべき金で裕福な老後を送ろうなんて許しがたい行為としか見られない。個人的にはそんなことよりも、そもそも、会長自身、社長も社員たちも誰一人、同社のサプリを愛用していなかったことに驚愕する。だれか一人でもサプリを使用していれば、体の異常を身をもって検証できた可能性もあろうが、結局だれも自社のサプリには手も出さず、安穏に売りさばいていたということがこのような結果になったわけで、真から金儲けの体質の会社だった不良品を売りつける詐欺の証拠でもある。これは正月に羽田空港で起きたJALと海上保安庁機の衝突のように、実際幹部が管制官の仕事を知らなかったということと同じだ。さすがに、昨日の事件では、ジェット汽船が動くかどうかまでは社長は分からないだろうが、こういう現場任せで責任感のない会長一味は退職金等これまで利用者から巻き上げて金で得た利益の全てを被害者に補償するのが筋というものだろう。