プーチンがそこら中で、人殺しをしている。ウクライナの戦場はもとより、ワグネルのブリコジンを飛行機ごと爆破したと思ったら、反体制派のトップである、ナワリヌイ氏を容赦なく殺害した。大統領自ら殺人を命じるという愚かさというより悲劇だろう。こういう独裁者国家が世界の7割を占めるようになった。日本にいると平和そのものだろうが、すぐそこまで魔の手は伸びてきているのだ。そのウクライナも戦争3年目となる、実際はクリミア半島にロシア軍が占領したのから数えると10年近くの紛争である。ロシア軍の兵装は貧弱その者であり、受刑者と他国からの傭兵で賄ってはいるが、武器も弾薬もウクライナ以上に苦しい状況は変わらない。というより、よりによって北朝鮮やイランから武器を援助してもらっているとはあり得ないというより情けない。つまりは外国人兵士が外国製の武器で戦って、プーチン以下ロシア兵は後ろで動かない、動くのは裏切り者を処刑する時だけだ。さて、これからどうなるかはだれも分からないが、勝っても負けてもロシアに未来は無いと言うことだけは確かだ。独裁国が勝利しプーチンが英雄となっても、独裁国家が生き残れる状況ではない。地球は大災害を人類に与えるだろう、また多くの人間が飢餓や伝染病に死ぬことになる、強烈な寒波や熱波は世界中に広がっている。とてもわずかな領土奪い合うような労力は無駄無益ということをプーチンは理解していない。それに輪を掛けてプーチン独裁を支えるロシア帝国主義狂信者たちはロシア隅々で世界を蝕んでいる。中国経済の崩壊が急速に進み、ロシアの疲弊が破壊的に進み、世界環境が破局的に壊滅するということは、人類はデジタルAI化でコンピュータによる世界統一か、原始時代にもどって個々人の生命力で生き延びるかの選択をしなくてはならないだろう。日経平均がもうすぐ4万円を超える時代が来るのだろうが、独裁国家を見捨てる覚悟がなければ弱肉強食の世界で生きぬくことができない、ロシアは道徳的にすでに死んでいるのだ。