トップイメージ

自民党派閥解消か

日本の政治は民主主義、自由主義、平和主義が基本であり、自由民主党はそれを守るべき政党と考えるが、民主主義を悪用して他国の独裁を許すとか、自由主義を悪用して他国の経済を破壊するとか、平和主義を利用して独裁国家のために防衛を放棄させるような無知な政治は辞めてもらいたい。ところで、自民党はパーティ券キャッシュバックから始まった一連の流れで、派閥を解散するところが出てきた。総理大臣が決めた以上は流れは自民全体に及ぶが、500人を超える党を一つのグループで運営するのは難しいだろう。人間は3人よればグループになるのは必然であり、どうしてもグループで動くのは効率から言っても効果的だ。まあ、ゆくゆく試行錯誤の中でゆくのだろうが、すでに30年前にも派閥解消が言われて結論は元の木阿弥だろう。一方で一枚丸の共産党は委員長が女性に交代した。もともと共産党は分派行動で党を弱小化されたという被害妄想があって、内部からの民主化はできないことが昨年のドタドタで判明した。委員長が長期政権で、当然世代交代も必要だし、民主主義の根幹である投票で新任を決めるというのは極めて自然だろうが、選挙制を訴えた共産党員は除名された。いかに独裁政権であるということの証明でもあったが、今回女性委員長の交代でその汚名を晴らす気であろうが、結論は選挙もないような新委員長はやはり問題だということだ。前任者は議長という形で独裁制は維持されるし、他の主要メンバーも変わらないという茶番であれば、自民党のグダグダを責めることはできない。しかし、まだ日本は国民とは遊離していないのでまだ救いがあろう。自民も共産も決して国民との間に壁があるような感じはしないからだ。これが中国の習やロシアのプーチンのように、国民の声を無視し、逆に異を唱えれば捉えて処罰するというまさに独裁政治ではないからだ。いろいろな意見をもつ人々がそれぞれにグループを作って活動するというのが人間の政治行動である以上、これら独裁国家は政治ではなく、単なる強制搾取であるということだ。

内山家政婦看護師紹介所

トップへ戻る