ウクライナの反転攻勢がうまくいかないと苦い表情のゼレンスキー大統領だが、傍目からみれば上々だろう。ウクライナの大地に籠城し、攻め込むロシア軍を陣地に閉じ込めるかぎり、戦果を求めるよりは、衰退を待っていれば撤退しか道は無くなるものだ。これから冬将軍がくるというのはプーチンも知っているはずだし、まして2年目の冬、去年以上に弾薬や食料が窮するだろう。調達しても、ウクライナで軍隊が孤立していては物資が届かない、ゆくゆくは降伏しか道はなくなるのだ。反乱をおそれるクレムリン側が姑息な作戦で増強しようとも、戦う連中はおそらく戦意はもうないだろう。戦う目的も給料も命の保証もなく、ただただ戦えではだれが本気で戦うのか。イスラエルのガザ地区のように、追い詰められれば窮鼠猫を噛むというたとえもあるが、ロシアは逆に侵略する側ゆえに正当性も根拠も無い、はっきり言ってロシア兵は皆戦争犯罪者と言って良いのだ。さて、ロシアの寿命はあとどのくらいなのか、つまりはプーチンの寿命と同じだ、プーチンは長いロシア支配で全ロシア人を支配できたが、それは嘘がばれなかったからに過ぎない、広大なロシア領を守る軍隊は既に無く、経済も破綻寸前、そこかしこで話が違うことになれば、如何に暢気なロシア人といえども、プーチンのまやかしを知るときがくるだろう。まやかしの国家ロシアの最後、その末路は戦死したロシア兵は見ることがないので、早く死んだほうが幸福かもしれないよ。