池田大作氏は一体なにを残したのか、この10年間でなにかメッセージはないのだろうか、ただ死にましたでは寂しすぎる、あれだけの絶大な権力を持った者が10年以上音信不明で皆納得している姿は異様だ。ジャニーズはさすがに性犯罪で恥ずかしくて親族の後継者が顔を出すのははばかれるだろうが、ビックモーターの副社長(息子)はまだ隠れている。日大も今度は、トップ同士のいざこざで、辞職を強要されたと副学長が理事長を訴えているという。日大はトップの総取り替えしか手は無いのに、理事長は給与半額というせこい方式で延命させるという、組織としてはまずい対応だ。当然、辞職させられて側はパワハラと見なすに違いない、事実これはパワハラだろう。今年もあと一月まで来ていないが、閉塞感が拭えないのはなぜか、岸田総理の支持率に表れるように、結局、表に出ない影で操る組織が見えないからだ。さいたるものは、ロシアのプーチンと、中国の習だろう、まったく独裁以外に何をしたいのか公にしていないからだ、もちろん、世界征服であることは明白であるが、現実には無理であるということはウクライナで証明されつつある。ハマスも最初の勢いはもう無くなってしまった、あれは一体何をしたかったのだろうか、戦乱で混乱させ、多くの住民を単に苦しめ、死者を出すだけのことで、宗教も協定も何も関係ないということだ。今年のNHK大河は丁度、徳川家康の話だ。戦乱を生き抜き、天下を取った男は、はじめから順調ではなかったのはご存知のはなしであるが、家康は今回述べた人々とはまったく違う対応をしただろう。狸オヤジとはいわれたし、権謀を持って野心を貫いたと言われても250年の太平の世を築いた功績は大きい。徳川幕府は強大でも、300の諸藩の殿様は自治権を持っていたし、庶民も限定されても搾取される事も無かった。この偉大な徳川家康はまさに「リーダー」としての役割を果たした人物であるということである。一方、リーダーとしての自覚が無いから不祥事にも対応できないのだ。天下取りのリーダーとして家康は始めから持っていたわけでは無いが、信長、秀吉を直に見習いながら組織作りを行ったとことに徳川幕府の根本があるのだ。ちなみに、人生で一番大事なことは「怒るなよ」ということだ、怒るとプーチン小僧になる。