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硫黄島の新島噴火

ガザではハマスが地中深くトンネルを巡らし、イスラエル軍と激しい攻防戦を繰り広げているようだ。75年前の硫黄島も日本軍が火山島の中にトンネル壕を構築しアメリカ軍を迎え撃ている。火山特有の地熱で壕内は蒸し風呂状態で、武器も食糧も医薬品もないままに一月以上持ちこたえている。そして最終防衛ラインである硫黄島死守のために栗林中将以下2万人が戦死している。その硫黄島の脇で新しい火口から新島が形成されているという。怒り新島とはこのことだろう。大本営である現代の財務省は全く国益を考えず、省益のみに固執しているとしかいいようがない。すくなくとも内閣でまともに国会答弁できる大臣、もちろん与党国会議員がほとんどいないということなのだ。結局すべての国政はそれをペーパーに書いてくれる役人がいて始めて政治ができるということだ。新聞記事から雑誌記事まで、結局中身は官僚が流した情報で記事を作成しているというのが実際、つまりは予算を握っている以上に、政治のソフトは財務官僚の執筆能力が数段上なのだ。はっきり言って、なにを答えていいかは役人の書類なしには答弁できない、飾りの大臣ばかりとなる。他国は違う、まったく政治家というより独裁者が好き勝手に発言し答弁するから、すぐに実行もできるし、過去との整合性も必要としないからだ。今の日本は100年前のことまで、だれが何を言ったかまで確認して現状を説明し、間違いや食い違いが無いようにしている以上、当然専門家である官僚の存在が必要だからだ。べつに何十年前の大臣の発言に縛られる必要は無い、昨日と今日で状況が違えば、昨日はこう申したが、今日はこうしますと言えば、それも政治だろう。過去にこだわりすぎる、そしてそれを追求する野党も愚かだ。野党がいるから逆に財務省支配から抜けだせない日本の政治がある。他国では昨日まで首相だった者でも不要になった途端に抹殺される、今日は今日の首相が命令すればそれだけのこと、ハッキリしているからまさに政治にパワーがあるということだ。いまだに何もせずに見殺しにされて死んだ硫黄島の英霊は、日本の政治制度の無能さに怒り新島だろう。

内山家政婦看護師紹介所

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