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ラサール石井氏珍しく正論

立秋というのにこの暑さ、まさに時代は狂っている。ラサール石井氏が大阪万博に莫大な資金を投入して、一方、国立博物館は電気代も払えずクラウドワンディングでしのいでいるのはオカシイと言われていた。全くその通り、大阪万博にはどこの国からも参加がなく、まして戦争や紛争で多くの国が困難に直面しているなかでの万国博覧などのほうがよほど蛮行であろう。それだけの資金と広大な土地があるなら、ガザ地区の難民をそっくり引き取った方がよほどましだ。先だっても海上自衛隊の艦船が無く、人海戦術の中国海軍に負けてしまうと書いたが、本当に金の使い道を政治はもっと考えるべきだ。なにが「経済、経済、経済」だ、何も分かっていないということじゃないか、本音は「増税、増税、増税」でなければ「解散、解散、解散」だろう。宇宙ロケットも年に1~2本のロケット打ち上げるのがやっと、研究費も足りずに何がノーベル賞だ、全くイカレテイル国だ。ハッキリ言って、予算を扱う役人が出世しか頭にないから、当たり前のところに金を回さず、お祭りとか人気が出そうなところに予算を付けて、出世の糸口を見出すという悪質極まりない組織が日本を牛耳っているということだ。太平洋戦争によりほとんどの国家機関は改変された、またこれまでの行政改革でも組織は改革され、多くの省庁は変貌している。しかし唯一大蔵省のみは徳川幕府を継承するかのような毎年決まった予算を作り出すことで日本国を支配しているのだ。民主党に政変になるまでは自民党は完全な大蔵省の番犬だった。何も考えずに大蔵省の役人が作った答弁を国会で繰り返して述べれば安泰だったが、結局無能に替わり民主党に政権を奪われる結果となった。大蔵省は現在財務省と金融庁に分割されたが、結局大蔵省本体は全く従来通りだ、つまりは入省年次別のエリート官僚が日本の隅々まで有無を言わさず搾取しているという構図だ。いい加減、日本の政治家は財務省から手を引くべきだ。所詮選挙に敗れれば政治家といえども、ただの浪人、それでは財務省に少しでも顔が利けば選挙に有利と決して財務省に反旗を広げず服従するという、この政治家どもの哀れさが日本民主主義の弱さということだ。こうなると習キンペイのひとことで、政治、財務、軍事全てが命令通り動く侵略国の方が遙かに強力になるということを政治家は学ぶべきだろう。いっそ、国会議員自らが万博会場でパビリオンを作ってみたはどうだ、それで浮いた予算は国立博物館に回してみろ。タイガースが「優勝、優勝、優勝」、国会議員は「万博、万博、万博」だと、全員道頓堀に飛び込んだ方がいい。

内山家政婦看護師紹介所

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