もし急病であれば、病院に急行するだろう、まして国家の重要人物であれば。仮に急死しても、まずは病院であり、診察した医師の説明があろう、しかし、何も無し。さらには葬儀の様子もなければ、安置されている場所も分からない。つまりは全てがわからない。この国は約束が存在しない、何度協議し合意し文書を取り交わしても、何もせずに中国の主張通りに事がなされる。あの約束というのは単なる時間稼ぎ、相手の油断させるための気休めでしかないということだ。いい加減もう騙されるような国も政府もいないと思うが、これまで口先の脅しだけで、本来の領土の倍以上を獲得し、その味を占めてこれから台湾やシベリアを侵略すると言うことだ。一度も交戦することなく、恫喝と巧妙な嘘で、少しづつ支配地域を拡大する手口は、外来危険生物のごとしで、気がつくと至る所が中国化されるということになる。これからバイデンが習との首脳会議でお願いするのだろうが、それはバイデンの思い通りに行かないと言うことは明白だ。それはそれでもいいのだが、最終的には、人間は言葉の賜と言うことを証明することになる。イスラエルでは、はっきり交渉よりも実力行使で、ガザを制圧をする気だが、聖書の最初は始めに言葉ありきだ。言葉を持って世界を制覇した人類が、今度は言葉を失って地球を追われることにもつながるかもしれない。中国の嘘は論外だが、約束は守らないと後が怖い、言霊は決してだましはしないし許さないからだ。カルロスゴーンは結局、レバノンの豪邸を追い出される、つまりは嘘つきが元だ。嘘ばかりの中国の統計でも、李克強氏は独自の明確な統計を割り出して中国の舵取りをしてきた。もはや誰も誰の言葉も信用できない中国では、疑心暗鬼で多くの要人の粛正が続くだろう、そしてだれもそれを知らず、そしてだれもいなくなる、言葉の通じ無い世界が訪れる。