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鈴木勳元文化庁長官死去

ロシアではワグネルのブリゴジンが暗殺されたという。とっくの昔にプーチンに殺されたと思っていたが、この期を狙っての抹殺だろう。狂気のプーチンの忠犬としてウクライナ市民を多数殺害したボケ老人は、裏切り者として飛行機もろとも爆破された。まさかプーチンを信じてのクーデター中止の投降だったろうが、独裁者に対する甘さは正に命取り。さて、ブリゴジンのような道徳心のかけらもない人間に対して、昭和時代から文部省の教育行政を率いてきた鈴木勲氏が亡くなった。98歳とますますお元気と聞いており、現在でも日本の道徳教育のために精力を費やしてきた教育界の巨星の逝去に追悼を申し上げる。昭和、平成、そしれ令和と小学校、中学、高校、大学と教育環境は様変わりして、人々の意識や考え方も全く違ってきたが、おそらく人間としての道徳、信義、人間関係の根本は変わらないと思っている。そうでないのなら日本の社会は崩壊し、金と食料のための単なる集団となるからだ。如何に科学が支配し、高度な文明と、膨大の情報の中で、もっとも重要なことは一人の人間として確立されるべき崇高な人間性なのであり、もしそれがないのなら、プーチンやブリゴジンになると言うことを我々は認識すべきだと、おそらく鈴木勲氏は天国で見守られていると思う。

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