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岡田准一の信長が光った。

敵はビックモーターにあるのか、日本中がこの会社に注目している。まあ、お殿様の社長が権力をふりかざして従業員はもとより、顧客、保険会社を蹂躙したのが事実であれば、企業としての責任は切腹では済まないだろう。さて、NHK大河ドラマで本能寺の変があり、岡田准一の織田信長が明智光秀に討たれた。まさに歴史の大転換、この事件は日本史でもトップクラスの重大事であり、何人もの名優が織田信長になって最後の時を演じたが、岡田の信長がやばかった。まあ、岡田氏にはまだちょっと信長のカリスマかと思っていたが、これほど信長にはまるような男はいないとみえた。ただし、料理をもって信長が明智に激怒したのが変の発端であるかのようだが、たしかに通説ではあるが、超多忙な明智光秀が料理の膳すべて把握しているとは考えにくいし、そもそも毒味役がいるはずなので、安全な物を提供することには戦国大名は厳重な注意をしていたはずだから、通説にいうようなことは個人的には考えていない。重要な客をもてなす饗応役は実に大変な仕事である、本能寺の変から約200年後、江戸城でも浅野内匠頭が饗応役として吉良上野介に切りつけ切腹している。一見無関係な事件だが、饗応役における上下関係からの刃傷沙汰であることにな変わりなく、いずれも日本史における重大事件として後世に語り継がれているのだ。光秀にしても信長傘下の筆頭であり、黙っていればそのまま大大名になれたはずで、まして当時の他の追放された織田家家臣をみれば、利口な明智光秀が反旗を翻すわけがない。内匠頭も同様、吉良が意地悪というが、如何に吉良上野介といえども大名にやたら無礼を働くとは思えない、つまりは、光秀及び内匠頭の両者は何か極めて強い強迫観念に支配されて暴走してしまったような気がする。札幌で医者の父と娘が、恐怖心からなのだろうか、相手の女装男性を殺害した件も実はそういう強迫観念が見え隠れする。さて、NHK大河、岡田准一の演出ではダチョウ倶楽部上島氏のコントが盛り込まれていたという、もし本能寺の最後に、信長が「クルリン・ぱ」とやってみたらそれもイチ大事件だったかもしれない。

内山家政婦看護師紹介所

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