朝からJアラートが鳴り、北朝鮮のミサイル発射が行われたらしい。他国の上空を勝手に通過させることは宣戦布告と同じだが、お構いなく今後も継続するだろう。つまりは北朝鮮人民の食糧よりも正恩が生き残るためには何千万の命などゴミであり、ましては他国のことなど全く意には介さないのだ。さて、こちらも北朝鮮のことなど意には介さないが、これまでの歴史を分析すると、過去に向かう連中と、未来に向かう者とにわかれる。かつて日本もドイツとともに世界大戦をしたのだが、これは第一世界大戦で乗り遅れたドイツのヒトラーがイギリスやフランスの帝国主義に対抗すらためにドイツ帝国を復活させようとした過去回帰だった。それに遅れまいと日本も乗ったのが間違いだったが、結局植民地時代への回帰は大敗北で決着した。その後はアメリカはさらなる進化を遂げているのであるが、ソ連も第二次世界大戦に勝ったことで再び太古のロシア侵略時代に回帰してしまった、名目は共産主義だが、中身はかつての遠征侵略体制の復活だった。そのソ連も敗北すると、またまたプーチンが過去回帰で無用なウクライナ侵略を始めているが、これも最後のあがきだろう。次に今度はイスラム原理により、マホメットによる世界制覇時代の回帰が始まる。なにを勘違いしたのか、石油資源を神の恵みと勘違いして、イスラム教の復活でテロ攻撃を開始したのだ。よほど1500年前のマホメットが懐かしいらしい。そのテロもアルカイダ、オサマディンらの殺害で一段落したようだ。今度は中華主義の回帰が顕著で、世界中で中国人は世界の覇者として傍若無人の振る舞いをしている、これは北朝鮮とも連動している。四千年前の中国帝国の復活を願った過去回帰だが、実際には中国の覇権などは空想、想像に過ぎない、所詮一地方都市国家の勢力争いでなんとか統一したという勝手に思い込んで作った歴史感で、世界を武力侵略しようとしている。これらに共通することは過去への回帰であり、過去に戻ろうとした者で成功した者はいないということだ、人類の未来は未来にあって、過去には無いと言うことだけは真理であると申しておこう。