中国と中国共産党は別のものである。世界中で誤解していることは、「中国は一つ」という言葉だが、歴史上、中国が一つになったことはなかった。確かに秦の始皇帝は中国を統一はしたが、そのときの中国は侵略した部分はない。今は侵略したチベットやウイグルまで中国と称している、もちろん台湾も侵略で奪った島だ。ただし、台湾は国民党が大挙大陸から押し寄せて強奪した島なのだ。なにを言いたいかというと、共産党という一政党が支配するから中国という国が一つというのは嘘だということだ。アメリカは民主党と共和党という二大政党が政権を交代でやっているが、もちろんアメリカは一つだ。つまりは政党は複数あるというのが健全であり、一つの政党なる組織がその国家をも牛耳れば、まさにナチスのヒトラーであり、ソ連のスターリン共産党になるということだ。言葉にごまかされてはいけない、中国は一つでも政党は共産党も国民党の同時に存在は可能だと言うことだ。さて、日本もいつまでも中国共産党一辺倒ではなく、国民党も平等に扱うことが民主主義社会としては当然だという認識を持とう。さて、自衛隊のヘリコプターが遭難し、宮古島の近海で消息を絶った。ほんの二分前まで平常の交信をしていた直後にレーダーから機影が消え、現段階ではヘリコプターの破片が海上で見つかっている。陸将はじめ10名の隊員が行方不明という。じつに不可解、気象条件も大きな変化はなく、ヘリコプターに異常もなかった、特に搭乗者に問題もなく、まして陸将が同乗している最中に異変を起こすとは思えない。実に奇妙だ。中国海軍の空母は太平洋側を航行していても沖縄周辺に艦載機を飛ばす状況でもないし、ミサイル等の破壊兵器が攻撃すれば、爆発音くらいはしただろう。発見されて機体の一部は損傷もなく、攻撃されて感じはないので、急速にコントロールを失い、海面にたたきつけられてのだろうか。トップガンのような優秀なパイロットでも事故は避けられないからなんらかの異常が突如発生したのか。それとも数年前のマレーシア航空の旅客機のようにパイロットがなにかの原因で急降下でもさせないかぎり説明がつかない。レーダーに写らない気球でも飛んでいたら危険ではあるが、その気球も無事ではないはずだ。何者かが時限爆弾を仕掛けてのであれば、これも爆発音はあるだろし、厳重な基地の中で爆弾を仕掛けることができるのは限られて人間のみだろうから、そういうバカな人間が犯すとも思えない。まあ、一番の可能性は数年前やはり佐賀で攻撃用ヘリコプターの整備不良で優秀な隊員2名を失った事故を思い出すかぎり、ローター部分の急速な部品破損で機体が真っ逆さまに海面に衝突した以外には考えられないのだが、真相は如何に。こうなると、整備以前に粗悪部品の問題になるのだが、まさか中国製の部品でないことを祈るばかりだ。