アメリカ前大統領が不始末をしでかし訴追された、アメリカ史でも初めてのことらしい。まあ内容はどうでもいいが、アメリカというおもしろい国柄を表している。アメリカは前にも言ったとおり、地球の縮図である。世界での人種差別、男女差別、宗教差別、貧富格差、食糧、環境、軍事などすべての世界的な問題をこの一国の中でるつぼのような中で燃えさかっているのだ。いくら世界が問題に苦慮していくなかでも、悠然と混乱と混濁の中で世界を牽引するアメリカはやはり世界のリーダーなのだ。アメリカは歴史的に300年もない新しい国で、繰り返すと、インディアンの大虐殺、黒人奴隷の虐待、そしていまでも貧富等への差別、もちろん日本人へもだが、第二次世界大戦の倍の戦死者をだした内戦であるい南北戦争、イギリスとの独立戦争、13州から50州にいたるまでの様々な戦争、そして環境問題、農業食糧問題などが具体的なアメリカの問題であり、トランプのような独裁的思考は、プーチンや習とも共通した特徴がある。この世界の縮図をみると次の世界観がわかるかもしれない。一方、日本のような規模の国は長期にわたり体制を維持できるが、どこかの国のように急激に膨張し影響を強めると、超巨星のような最後を迎えるだろう。いわゆる超新星爆発で、一夜にして大爆発を起こし残骸がのこるということだ、国家の大きさもほどほどにして長く安定安全な国会体制でありたいものだ。
ちなみに、嘘や虚偽をつくことは生物的な危険性をはらむのかもしれない。つまりは遺伝的に嘘や虚偽を脳内に持つと、何らかの遺伝的な法則で種に危害が生じる感じがする。例えば一種族の動物が虚偽のまま生活すると結局種としての生存を脅かして絶滅に至るのであれば、正確に事実を把握するよう遺伝的に虚偽を受け付けないようにしておくことも必要だ。現実社会では結局虚偽をしたために会社が崩壊したり、どこかの大統領が訴追され政界から追補されたり、国会を除名されるようなことになる、もしそうなら、そうならないために人間の奥深い中でも虚偽を防ぐ方策は神は考えたのかもしれない。