黒海上空で、米軍の無人偵察機をロシアの戦闘機が撃墜したらしい。公海上で他国の飛行機を撃墜するというのはほとんど戦闘行為といって良い。漂う気球を国内で撃ち落とすとは訳が違う、このまま米国介入の引き金を引いたようなものだが、さてプーチンは謝罪するかどうか。ガーシーのように謝罪の振りもしないで、だんまりだろう。いい加減、アメリカも長期のウクライナ戦争には余裕がないのだ、つまりは中国問題が控えているからだ。早くロシアの敗北させ、中国がロシア領に侵入する前にロシアの妥協を促すだろう。さて、いよいよ中国対策、日本もいつまでも中国と貿易をしたりすると、中国と関係を持ったというだけで日本企業はアメリカから出入り禁止となると知ったおいた方がよいだろう。現実にトヨタもパナソニックも、どの企業も中国から撤退しなければ中国と共に崩壊するしかない。しかし、中国は強気だ、これだけ経済が悪化しても全く動じずに戦闘準備を継続している。つまりは中国共産党は結党以来負けがなく、どれほど苦しんでも結局領土を拡大してきたという自信が全てなのだ。チベットもウイグルも香港も南シナ海もすべて反対は受けてもだれも反撃はしなかった。今ではチベットやウイグル問題を語る場所もない、天安門事件も香港民主化弾圧も平穏のまま中国共産党は揺るぎもしない。たしかに中国は4千年間多くの帝政が起こり滅んだ、今の台湾もその名残だ、しかし、中国共産党は中国および中国人を超越した存在で、ほとんど神なのだ。それが毛沢東であり習キンペイなのだ。この絶対勝利者である中国共産党はいかなる苦難があっても最終勝利者として世界を支配すると中国人は皆確信しているのだ。故に、これまでアメリカがたたきのめしてきた、日独枢軸同盟、ソ連社会主義帝国連合、イスラム原理テロ集団とは遙かに比べものにならないくらい強敵なのだ。14億人の中国人は日々の食事よりも中国共産党による世界征服を絶対視している。どれほど中国共産党に奉仕してもなにも文句もいわないだろう、全中国人が一丸となって世界の支配者となる夢を追っている。それが習キンペのいう中国の夢だ。コロナも不良財務も失業もなんのその、中国が全世界になることだけが最終目的である以上、他国の文化や思想を受けいることなで絶対にあり得ないということだ。当面はアメリカとも正面切っては戦争をしない振りをして、油断した瞬間に北京は打て出るはずだ。さあ、世界はどうするか地球も月面の中国共産党の赤い旗が渦巻くのだろうか、ただただ神のみぞ知る。