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習、台湾に宣戦布告

習キンペイがあっという間に中国憲法を改正し、三期目の皇帝を称するとともに、台湾の統一を宣言した、明らかな宣戦布告である。中国国内の内戦と偽装しての侵略戦争であるが、そんなことは国際社会では許されない。もともとレッキとした中華民国という独立国であり、両者がそれぞれ中国統一の覇権争いをしてきた以上、大国小国の大きさはあろうが立派な戦争である。習の戦争観は大量の兵士と兵器を投入すれば台湾をすぐに占領できるとふんでいるのだが、問題は攻撃型軍隊かどうかである。現代国家の通常軍隊は防衛型で、そもそも攻撃することよりも、どう守るかに主眼をおいて構成されている。しかし、習は当然、攻撃を目的に軍隊を動かしていくということであれば、人民解放軍もそれに応じて体制を整えないと勝てないだろう。結論から言うと奇襲攻撃は不可能である。台湾にたどり着くには相当数の軍艦、船舶が用意されなくていけない。また兵士や兵器の輸送も必要だ。ミサイルや戦闘機をいきなり投入して奇襲攻撃をするのでさえ、ボタンを押してすぐに攻撃できるわけではないからだ。おそらくサイバー攻撃で世界中を混乱させ、宇宙空間でアメリカの軍事衛星を破壊して、漁船を装った船で上陸するだろうが、24時間以内に中国沿岸の基地は西側のミサイルで沈黙することになるし、シナ海上の中国艦艇は沈没する事になるだろう。さてそのシナリオをどのように変えるのかがおもしろそうであるが、これもまた無駄である。そもそも北京に集中しているということであれば、北京に集中攻撃を逃れることはできないだろう。上海は世界最大のダムが決壊することで瞬時に機能がまひする。中国国内の空港、港湾、高速道路、鉄道は寸断が容易な構造だ、寸断されれば、燃料が補給できない戦車を何万台持っていても使い物にはならない。さて、その後のシナリオを考えないといけない。

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