国会議員という者は有識者であるべきで、また特定の思想や宗教に盲従追従するのではなく、広く国家主権、民主主義、自由主義の観点で発言し行動すべきである。しかし国会にはだれもいない、このような無能無法地帯となった日本の国会では、他国、特に独裁国家による魔の手が国内の奥底まで伸びている、ましてや凶悪犯罪は身近なところでも発生しており、これもまた対応すらできない。いずれは国家の存立維持にも関わってくるのだろうが、国会議員でそれだけ緊張感がある者はいない。というのも国会議員はすべてにおいて最優先で守られているので、何を守るかというと議席をまもる、選挙に勝つ以外に緊張感は皆無だからだ。それは裁判所も、地方公共団体も、財務省もそうだ。つまりは、日本の上層と中下層では全く考え方がことなるということに気がついた。つまりは日本は先進国と発展途上国の分類で先進国にいると思っていると大間違いということなのだろう。日本は実際のところ先進国というのではなく、上層の国家機関や大企業の先進側と、中小企業や一般国民の発展途上層の二重構造であるということだ。故につねに二重の思考が混ざり合い、到底日本は全体が同質な国民ではないという認識を持つ必要があるということだ。この二つの層が一つに統治されることはないだろうし、この二層で国が発展したということでもあろう。いずれにしても国会議員は日本の成り立ちから考慮して国政を担うべきで、利権が目的の者や単なる世襲や国家ビジョンがない無能は不要だ。