皇族方の動向は世間の注目を浴びるのは当然であるか、緊張されたろうがまずは合格したことでほっとした。もちろん御本人の実力であろうが、弁護士事務所の所長も膨大な仕事を押しつけていたとは思えない。弁護士事務所なら当然、訴訟になる可能性があれば対応するし、著名人が社員にいればなにもせずにふんぞり返っているわけはないだろう。3回目もなれば仕事中でも先輩弁護士をつききりで勉強させておかないと、おまえのせいで不合格になったのでは逆効果だ。それに給料分以上に日本大使館から委託費や研究費が振り込まれれば、これが何のための経費かはご了解済みだろう。マンションや生活費、警備や就職すべてにどこぞの国の経費がそれとなく振り込まれねば危険な街で有名人が悠長に生活などできないことは国家の上層部ならわかりきった話だ。さて、習も3期目に入る、これまでの中国共産党は2期での交代を守ってきたが、今は全てが習の意のままに動くのが中国だ。政治部を始め、すべての組織が習の側近で固めれば、もうだれも止めることができなくて全て支配できる、素晴らしい中国共産党支配が完結したと言うことだ。それでは先に国家を完全支配したプーチンがうまくいったかという、ウクライナを見ただけでも疑問符だろう。最後にロシアが全力でウクライナを奪い取ったとしても一瞬で崩れ去ることは目に見えている。どれほど資金があり、強大な軍備があり、無敵の警察があり、世界中から資源と資金を奪い尽くしても、所詮は地球の中の話だ。14億人の中国人がその欲望のままに世界を支配するとは可能性かもしれないが、地球は無限の世界ではない。それこそ、ゴッホやモネの絵画にスープを掛けられたように人類は経済と生存の紙一重を選択している危機的状況で、世界の支配者だと宣言しても無用無駄なことにすぎない。要は習という輩が中国共産党という組織内生存競争、政争に勝利したということだけだ。彼からはこの地球をどうすればいいかのビジョンもなければ、新しい方策もない、ただただ世界の支配者であると威張って自我自尊しただけのことだ。イギリスが世界に冠たる帝国を作ったのは産業革命を作りあげたからだ、アメリカが世界の支配しているのはその資本力とともに、ITという一大産業を成立させ、コンピュータ社会を作り上げたからだ。今の国際社会ではコンピュータ無しでは無力に近い。もし、それを上回る革命を中国が開発でき、日常茶飯事に新しい中国的な機能が社会に充満すれば話は変わろうが、単に習に服従しろの古代帝国的プロパガンダしかなければ、そのような誇大妄想につき付き合うのは、小沢一郎か二階堂かデニーらの媚中派連中だけだろう。ちなみに、昔はアメリカは親中、反日派ばかりだったが、今は親中派はマイク本田くらいだろうか。