ナチスドイツに翻弄された人々の映画であり、世界中に感動をもたらした。戦争の悲惨さと時代を超えて試練に耐える人々の力強さは、いかなる狂気にも負けはしないだろう。さて、プーチンにも家族がいるのか、それとも万引き家族なのか、そんな映画など興味も無いのか、せいぜい平手打ちでもすれば喜ぶような部類のスパイなのかはしらないが、少なくとも戦争に巻き込まれた人間の恐怖と悲惨さんは全く感じてはいないだろう。プーチンにとってはそこで生活してる住民の財産どころか生命も眼中にはなく、全てがプーチンの所有物であり、全てを自分の物にしなければならないという変な使命感で命令を出している。その命令をロシア兵は忠実に実行しているとしか見えない。独裁者というのは人類において危険極まりない存在であり、それはこの21世紀においても変わりは無い。同様に福島瑞穂くらいだろう、70年前とかわらず偽の平和主義を掲げる者は。さておき、ロシアとかの独裁集権国家は一人の独裁者にだれも逆らえないというのはあたりまえなのだ、中国共産党に至っては、習が命令すれば、中国国内の企業はもちろんのこと全ての人間は命令の通り行動しなければ罰則がまっている、罰則と言っても死刑なのだが。そして外国人でも関係ない、また海外でも全ての中国人は習の命令通りに行動しなければ罰則が待っている。国籍も他国に移した中国人も全て対象だから、いざ、習が命令すれば、中国人は他国の全てを攻撃することになるのだ。それが中国共産党が数年前に施行した中国国家安全法の根幹だからだ。非常に狂気に満ちた法律であり、それによらなくてもチベット、ウイグル、香港の状況をみればいかに住民が苦しみ、破壊されるかよく福島瑞穂は学ぶべきだろう。
さてここで福島瑞穂が誤解していることが山ほどある。日本の天皇制では天皇自らは一人の兵士も命令することはできなかったということだ、統帥権は天皇にあっても部下の兵士は誰一人いない。天皇は絶対君主とされたが、命令も法律も作れなかった、実際こういう説明は外国人には理解できないだろうし、不可解なことだ。まるでコウモリとトリが似ているようで全く違うと同じだ。特攻という無謀な攻撃をしたが、これもイスラムの自爆攻撃とは全く異なるものだ、しかし、これも外国人にはわからないだろう。実は世界には天皇制のような超絶した権力構造を持とうとする国が存在する、一見中世の絶対封建制度の国王とも見えるが、中間貴族や中小の領主層が存在せず、トップ一人が国民全体を支配するという構図は意外にも日本の天皇制を模範としながら実はまるっきりでたらめな模倣にすぎないということをだれも理解しないと、ふたたび世界は哀しみのボレロを聴くことになるのだ。