今年も3ヶ月が過ぎました。コロナはまだ収束せず、そしてウクライナへのロシアの侵略は同時多発テロに続く世界史に残る反人道のできごととなるでしょう。一方かすんだのが北京のオリンピックでした。日本では地震があったり、アカデミー賞の受賞作がありました。そうそう石原慎太郎さんや瀬戸内寂聴、白幡洋三郎先生も亡くなりました。人生は寿命があります、病気や事故で亡くなるのはに日常でしょうか、戦争で死ぬのはあまり好きではありません。人間同様に、国家も寿命があるかもしれません。日本は一万2千年以上の歴史があります、縄文時代の実は世界のどこよりも先進的な平和社会だったのがわかってきました。大和朝廷になってからも1600年の歴史を有します。このような国はどこにもありません、大英帝国でも5~6百年程度、まあギリシャやローマ帝国、中華帝国もかつてはありましたが、現在は末裔の人々が後世に国を作り、せいぜい数百年というところですね。当然、国家の多くが歴史から消えたというのは事実なのです。言いたいのはロシアも今死にかけているという状況であるということです。プーチンはロシア帝国の復興を掲げてウクライナ侵略に邁進しましたが、すでにそれは毒まんじゅうに手を出したのと同じです、強力な薬は反対に強烈な副作用があります、戦車を持ち出したら相手も当然戦車が出てくるでしょう、ミサイルも出せば相手も出す、核兵器を出せば相手も出すのです。ロシアはロマノフ王朝から数えればわりかし古い国ですが、プーチンが大統領になって20年ですでに老化は著しいと言いうしかありません。老化した頭脳は自己中心的な妄想で痙攣のような動きを出します、死後硬直に近いくらいの無様な戦況を、ウオッカを大宮殿で飲み干しながらロシア放送を見ているプーチンは何を考えるのか。ロシア軍勝った勝ったとアナウンサーが叫んでも、それはプーチンがそういうように言うよう命じたことであり、それをテレビで見て信じ込んだプーチンがまるで夢心地でまた戦車をウクライナへ送り込むのでしょう。至る所、軍隊も物流も動脈硬化し、国家システム全体が心筋梗塞し、脳梗塞も併発している国家の余命はあとどれくらいか。令和3年度はあと5時間で終了です、ロシアの残された余命もまた⚪日間か、つまりはプーチンの余命と同じでしょう。