原子力発電所を燃やしてロシア兵が暖を取っているらしい、そんな極寒のロシアがどうなるかが世界の注目だ。戦争自体がどうなるかはプーチン次第だが、歴史を見れば一つの過程でしかない。中世封建制を引き継いだロシアのロマノフ王朝は多くの国と戦争を続け、巨大帝国を作り上げた、しかし日露戦争敗北後、共産党革命でロマノフ王家は全員殺害されて時代はソ連邦ができた。そのソ連も崩壊し、現在のプーチンのロシアであるが、結局、封建王朝も共産主義も、どんどん資本主義世界化していくというところだろう。共産主義というブロックが外れれば、資本主義国家群、とりわけアメリカの経済力に追従する形で国が繫栄していかざるをえない。それにうまく乗ったのがプーチンであり、乗り切れなかったのもプーチンと言うことだ。プーチンがロマノフ王家の最後のように悲惨な最後になるだろうが、それによりさらに西洋化が加速する。ロシアの価値観は否定され、アメリカ、ヨーロッパ、日本等の資本主義国家群に丁稚として隷属する以外に生きる道はなかろう。中国共産党は共産主義と言っているが正に金の亡者、拝金主義なのだ、オリンピックで人民の平和などという嘘に騙されてはいけない、もちろん反日団体は死ぬまで中国に服従するだろうが、世界はそうは甘くないという事が今回の新ロシア革命だろう。戦争は泥沼化するというより、プーチンの財布が空になる方が早い、ロシア財政は慢性的に枯渇しているからだ。そんな貧乏人が戦争を仕掛けるとどうなるか、腹ペコで弾も無ければ、暖房もない野宿で戦うロシア兵も大変だが、デフォルトすれば一挙にロシア経済は火の車になる。そこら中に砲火を浴びせてウクライナを殺しまくっていても、一転飛んで火にいるプーチン毛虫が火だるまになる時が迫っている。