煮え切らないロシアのプーチンは20万人のロシア軍兵士をウクライナ国境に配備しているが侵攻を始めていない。なぜ侵略を開始しないのか不思議だ、早く攻撃を始めろ。腰抜けプーチンに言っておくが、臆病なチンチンはウクライナ欲しさに大きくさせないことだ。さて、チンピラのことなどどうでもいいが、将棋王将戦の藤井聡太氏の盤上の戦略は孫子以上なので尊敬に値する。藤井五冠は詰将棋の天才でもあるが、まさに詰将棋の醍醐味がこの王将戦でも遺憾なく発揮された。詰将棋は奇抜な差し回しで王様を詰めあげるゲームだが、本番の将棋でもまさに奇想天外の勝負手を連発して四番勝負にストレートで勝利した、あの無敵の渡辺元王将にである。すなわち、無駄な一手、相手を利するようなただ捨ての一手、攻撃の一歩手前の自玉の放置などそうそうありえない手が実は巧妙な罠であり、飛びついた途端自らが窮地に陥るという奇策が縦横に張り廻らされていたのだ。現代の戦力も同じ、有利に、勝利に飛びついたところでそれが本当に勝つことにはならない、たとえウクライナをロシアの植民地にしようが、尖閣を占領しようが、その結果占領したことがその国を消滅させることになるということだ。
さて、話はやれ戦争を仕掛けるプーチンが悪い、イスラム教は殺人を正当化する邪教だ、金正恩は国民を何百万人餓死させた、ガソリンや猟銃で善良な医師を殺したと人を殺すこれらの犯罪をここで強く非難しているが、ではなぜビンラディンら犯罪者を殺すアメリカを容認するのか、また死刑を容認するのか、このコラムは殺人でも扱いが違うではないかという疑問や非難があると思う。実際人を殺しても、死刑によって犯人を殺すのも死にはかわりがないからだ。そこで私の考えを矛盾だと思ってはいけない。いい例があったので、今回記すが、カナダではワクチンの接種についてデマが飛び交い、ワクチン反対の暴動まで起こっている。コロナにはワクチンが有効であり、この2年でのコロナ蔓延の防止には極めて有効だったにもかかわらず、いわゆるワクチンへの流言飛語による誤解でワクチンが危険だ信じ込み、コロナ以上の社会破壊をカナダやフランス等でデモがなされた。これはロシアや中国のマスコミ操作の証拠でもあるが、それに踊らされる民衆の無知に付け込まれている。このようなことを探求すると言葉には、二つの要素があることが分かってきた。いわゆる人間同士の言語と真理に基づく二つの言語がある。簡単にいうと人間同士の会話は「言葉」、神とつながる真理は「言霊」という同じ言語で構成はされているが、中身は全然違う。あまりにも理論すぎるのでこれ簡単にしか言わないが、イスラムの殺人の正当化は単なる人間の会話レベルの話でパワーはない。しかし、「人は人を殺してはいけない」という真理で、人を天に召すのは神の仕事であるというのは言霊の世界である。その真理のもとに殺人を犯したものを神に代わって裁くことは言霊が根拠であるということだ。今日このコラムでは言語とは、人間同士の言葉と、神からの言霊という二種類があることを言っておきたい。ゆえに、プーチンが勝手に他国に軍隊を送ることは人間の会話を越えることであり、神は言霊として容赦はしないだろうというのが結論だ。そしてカナダの民衆よ、中国ロシアの画策に乗らず、愚かな噂を信じないで、神の声(言霊)を聞き、身体に問題が無ければワクチンを注射した方が世の中のためである。