アフガニスタンを支配するタリバンは、自爆部隊を設置したそうだ。元から自爆しかない組織なので今更何だと思うだけだが、前政権も大統領自ら逃走し国家を自爆させた罪は大きい。自爆して何が残るかと言うと何も残らないだろう、そういう国にだれが関わりたくなるのだろうか、日本はそういう国に援助でもしようとするのだろうか、援助してもその場で自爆されたら何の意味が残るのか考えたらいい。どこかの国でも有名人が自殺したが、結局自殺してもだれも喜ばない、安直に自殺で解決したいと考えることはあるにしても、結論は絶対にやってはいけない。もちろん、死刑とも異なる。昔は自殺させる刑罰があったが、それとも違うだろう。真相を究明してそれを償うことと、真相を隠すための死とは根本的に異なる。そういうように考えれば、アフガンの自爆は真理の探究ではなく、何を覆い隠そうとしているかは明白だろう。
さてついでに関係ない話ではあるが、ドドイツのメルケル首相が退任して新しい首相が誕生したらしい。名前は知らないが、日本にドドイツのフリゲート艦が先月来ていた。ドドイツの軍隊は昔の面影は全くない、ナチスヒットラーは陸軍だけでも500万人を擁しヨーロッパを席巻したが、今は2万人程度、世界に冠たるレオパルド戦車も30台程度と聞く、海軍はフリーゲート艦という小型戦闘艦が数隻だけだ。その一隻がはるばる日本に寄港したので大冒険だったろう。それほどドドイツ軍が弱体化している原因はもちろん、メルケルである。メルケルは極めて中国共産党に肩入れし、多くの企業が中国内に工場を移した、そのため中国内でのドイツ系企業はほとんど中国に盗られたと言ってもいいかもしれない。メルケルはイスラム難民をユーロ圏に流入させ、ヨーロッパ内を混乱させてきた。その余波はイギリスのEU離脱に現れている。そしてドドイツは原発を廃止した、現状ではフランスの原発から電力を購入し、ロシアの天然ガスを輸入している、結局メルケルはめちゃくちゃな政治を行い、世界を混乱させた人物だった。アフガンにももちろんドドイツ軍は支援もしてこなかったし、そして隠れてはいるがドイツ銀行の問題も終わった訳ではないだろう、膨大な不良債権がドイツ銀行に集約されたという噂が絶えない。ちなみにドイツ銀行と言ってもドイツの中央銀行ではなく、たんなる私立銀行に過ぎないのだが、これが中国資本に下ればEU危機が勃発するだろう。あまりに中国共産党に心酔したメルケル政権に代わり、反対に中国を刺激させるようにフリゲート艦を日本に派遣した現政権は本来の道を目指す気概だろうが、あまりに遅すぎたのかもしれない。