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新士農工商のすすめ

コロナばかり考えてはだめなのです、経済も重要です。このままでは、コロナに苦しみながら経済発展もしているアメリカや中国にますます差がついてしまいます。コロナ後の世界で日本は貧困国家になるかもしれません。はっきり言って、産業構造がいわゆる第3次産業に偏り過ぎています。みんな会社員になりたい、一流企業でなくても会社の机に向かって仕事をしたいと思っていますね、これではいくら仕事がくるのでしょうか。しかし一方で農業や水産業、林業や鉱業はどんどん高齢化が進み、生産者が減少していきます。ここは日本も農業等の第一次産業に目覚めるべきです。アメリカやフランスは工業国ではなく、農業国であるのを知らないのでしょうか。日本も戦前は農業が主体で、長男は家で先祖代々の田畑を耕しました。いまでは年老いた親に農家を任せて、長男長女が真っ先に都会に仕事に行きます、これでは農業がもちませんし、では皆が会社人になって成功するのでしょうか。会社員で成功しない、あぶれた人は退職し貧困の道に入る要因かもしれません。これはもう新しい士農工商をもって人々の意識を変えないと日本は三流国になります。「士」は役人という公務員でこれは仕方がありません、「工」も第2次産業の生産工場です、「商」は商いであり、今はほとんどのサービス業が入ります。サービス業の中で仕事をして消費して生活していく、しかしそれではだれもが豊かになれないといことが分かり始めました。そこで「農」なのです、たしかに昔の個々の農家では大変です、しかし、支援組織を充実して、明日からでも農業をしたい人々を各地方に誘致することが大切です。これから農業をしたくても農地もないし、そもそもやり方もわかりません、農協は古すぎてダメですが、農協に代わる制度や組織をすぐに作るべきです。江戸時代は悪政だったと思われていますが、徳川時代の農業は一大産業であり、「士」に次ぐ二番目の地位を与えた先見性はいかに徳川家康が偉大であるかを示しています。農業がキツイ・汚いとかの三苦の仕事であるという解釈を棄てるべきです。
「解釈」はよく憲法学者が言いますが、その憲法学者ごとによって解釈が違うのであれば、もう解釈と言うのは自由でいくらでも変更できると言うことです。第9条について昔、NHKの偏向番組のキャスターが官房長官に自衛隊の海外活動は憲法解釈を変えたのではないかと詰め寄り、結局そのキャスターは追放されましたが、はっきり言って解釈はいくらでも変更が可能であると言う前提に立たなければ本当のキャスターではないでしょう。ちなみに男女の解釈は今と昔では全く異なっています、今男は男、女は女と区別したら非難中傷される時代です。昔は生まれた瞬間に決定されるのもので自己の意識で変更できると言う解釈はありえなかったはずです。もう時代が違うのです、いつまでも昔の解釈で判断しようとする憲法学者やニュースキャスターは見せかけのエリート意識を棄てて、どうでしょう農業を始めてみませんか。農業は自然相手、くだらない人間関係に煩う必要もなくなりますよ。

内山家政婦看護師紹介所

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