令和3年も12月、師走の街はまだ混とんとしていますね。日本では落ち着き始めたコロナも、新しくオミクロン株なる変種が登場してきて、極めて強い感染力に恐れおののく日々です。今年もいよいよ世相を表す漢字が京都清水寺座主から表示されると思います。私の間では「転」かな。 オリンピックの開催、コロナの猛威、海底噴火、総理大臣の入れ替え、ノーベル賞も取りました、小室の王子様、白鵬引退、大谷二刀流、その他政治経済、文化に芸術、いろいろな事件がありました。回転する時代に乗り遅れたこと、乗りこなせた人、転んだ人に、転がる人生、様々でした。
ところで、この漢字検定を行った会の理事長たちが湯水のように検定料を私物化して使いまくった時もありました、その後どうなったかは忘れましたが、理事長の椅子にしがみ付いては見苦しい姿を世間に披露してました。さて、日大の田中理事長のフットボール事件から数年たっているにも関わらず、いまだに大学を私利私欲の場として君臨蹂躙してきた姿に世間は非難轟轟です。外野席からですが、日大執行部の改革と再生を祈っています。
話は変わるが、昔ある国の検事総長が、産経新聞と朝日新聞の記者と賭けマージャンをしたというニュースがあった。もちろん国民が賭けマージョンなどしたら即賭博罪で御用になるが、その国では最高位の検事を逮捕する者がいなかったようだ、つまりはトップになれば好き勝手にわがまま放題に、法律さえ変えてしまうことができるという例で、別に北朝鮮や中国共産党ばかりが悪いと言うのでもない、そんなことならこの日大が将来も永久にトップの私利私欲の財布にしない運営をしてもらいたいが、だめならいっそ「ちゃんこ屋」になって繁盛することをお勧めする。どこかの政府も総理大臣のお友達ばかりを政府要職につけて、無能かつ落選議員の就職あっせんをするのは結局、腐敗の元になるということを理解すべきだと思うが、そうこうするうちにその政府が「転」覆するまでわかるまい。