将棋界のスーパースター19歳の藤井9段が竜王を奪取して四冠タイトルホルダーになりました。超人としか言いようがありませんが、今の段階はまだ道半ばで頂点を見極めるにはまだ数年かかると言います。羽生9段の時代が30年以上続きましたが、ついこの間までは羽生チュルドレンと言われる豊島前竜王以下若いA級棋士たちがタイトルの争奪戦をしていました。天才ハブですら負かしてしまう彼ら大天才群は将棋そのものの考え方を変える世代でした。そして彼らすら歯向かえない藤井竜王はまさに覇王であり、超天才でしょう。実は将棋などゲームは人間とコンピュータとの戦いでもあります。棋士が一手差すごとに数億の手を一瞬で解析するのです。竜王戦の裏でもいろいろな将棋ソフトが両者の優劣をはじき出していました。そしてこれらコンピュータの読む手すら凌駕する一手を藤井竜王は導き出すのです。どこまで人間に頭脳の能力があるのか驚異です。一瞬で数億手を読み解くコンピュータを上回る人間の能力なんて宇宙を越えてしまします、人間の秘められた可能性が混とんとする地球の大進化につながっていくのかもしれません。
ちなみに将棋も孫子の兵法でも考えることができます、つまり己を知り敵を知りながら戦うのが戦争です。にもかかわらず、相手を知らず現実を無視して、ひたすら威圧と増強だけではただのコケ脅しに過ぎず、習と言う裸の王様は神の一手で詰まされてしまうでしょう。