集まれ森の仲間たちというゲームが高齢者のはやっているらしいが、どこかの森の仲間たちも、ほとぼりが冷めたころと、さっそく森擁立に動いているようだ。本当に甘い汁を搾り取るだけ搾り取りたいのだろう。それよりも結局実務をしないトップの連中には人事の事しか頭にないのだ。だれが委員長になった、だれが大臣だ、だれが理事だ、それだけ中央官僚のキャリア組の関心事は、年次数とポストの数で、あとは全て部下のノンキャリアに丸投げ。大体オリンピックのトップは何人いるんだ、オリンピック担当大臣、オリンピック委員会会長、都知事がメインだろうが、それだけでもまとまらないのは明白、それにIOCも当然口を出すし、日本政府も黙ってはいない、一人カヤの外には文部科学大臣とは情けない。コロナもだれが一体トップなのだろうか、担当大臣、厚生労働大臣、いやいやワクチン担当大臣、防衛大臣いやいや専門家委員会会長がいる知事もイッパイいるし、はたまた日本医師会の会長かもしれない、もう開いた口がふさがらない。森さんも名誉会長の椅子に固執しているのだろうが、昔の一言までさかのぼって責任追及されることを忘れてはいけないだろう。
さて、いよいよ本日は東京オリンピック開会式、東京は本来第二次世界大戦の時期に行われるのが、戦後約20年目でようやく前回のオリンピックを開催し、今回はコロナで一年延期の開催になったが、無事に成功することを会場に入れない以上、自宅から祈るしかない。少なくとも担当のトップたちはポスト争いに迷うことなく、世界へのアピールをすべきだろう、世界の注目を浴びているのは不祥事ばかりで、トップのメッセージが伝わらないと言うことはいても居なくても意味のないポストと言うことだ。
さて、第二次世界大戦は悲惨な戦争だったが、それは近代資本主義から民主化された現代資本主義社会へ、アメリカおよびヨーロッパ各国と日本の統合だったといえる。この戦争で、アジアやアフリカなどの植民地も独立し、まさに自由主義経済圏の成立になっていく。しかし、もう一方で、ソ連を中心とした共産主義国家群が産声を上げていた。この第二段階で、世界大戦で培われた科学技術の成果はアメリカ合衆国に勝利をもたらし、ソ連およびその衛星国は消滅することになる。第三段階で出てきたのは石油資本で潤うイスラム国家群だった。しかし自爆テロなど、まさに聖戦、宗教戦争の感があるが、結局20年にわたる戦争の結果、民族主義の裏返しであるイスラムの正義は何だったのかただ自爆して終わったのかという感がする。そして第四段階は中国共産党の出現であろう。名前は共産主義、そして中身は中華民族主義であり、高度な科学技術を盗用した金中心の超資本主義的は、帝国主義的絶対封建性の独裁国家を目指している。反米の元植民地群を言葉巧みに服従させ、元同盟国ロシアもいつのまにか金を餌に子分にしている。まさに習皇帝のもと中国14億人で世界を支配する完璧な布陣をもって、世界支配に邁進するのだろう。これがアメリカというこの時代の文明の主体に対する第四段階の兆戦だろう。第一段階ですでに日本はアメリカに取り組まれている以上、今更引くに引けないのは日米の絆と言うものだろうが、これまで世界を支配してきた概念を全て覆す中国の戦略は無力かもしれない。ホローコーストだと言われて日本の芸人は即座に解任されたが、現在ウイグル人やチベット人を虐殺し続けて、またコロナを兵器として世界中にばらまいた犯人は全くそ知らぬふりでアメリカを恫喝し横暴かつ傲慢、巧妙に世界征服を実行しているからだ。そういう時にお祭り騒ぎもいいいのだが、用心もしないと、ポスト争奪で浮かれまくっているどこかの国の要人は時代から消え去ると思いますよ。