このごろまた凶悪事件が目立つようになりました。それも中年にもなる男たちが欲望のままに起こしたような、エゴと傲慢さに満ちた残虐なものです。しかし、彼らをどう懲らしめようと、それはそれで必要ですが、犯罪は無くならないと言うのが世の習いです。ハッキリ言って、人類がある限り犯罪の芽はなくなりません。1000人いれば一人は刑法を犯すでしょう、1000人に居なくても10000人いれば必ず誰かは犯罪をする、それが人間です。ですから、犯罪が存在することを前提に治安を行う必要があります。もちろん、中国のようにすべての住民市民を監視対象として、あらゆる方位から人間の行動をチェックするのは基本的人権侵害です。つまり、統計的に1000人にいれば大半の人は善良であり何も悪いことをしていないからです。つまり人類と言う生物は統計的に何パーセントは悪いことをするので、そういう事件をいち早く対応するためのもので、人間すべてを監視し根絶することはできないのです。また、犯罪を犯した人間を改心させるというのも程度問題です。犯罪を反省し治せる仕組みは非常に重要ですすが、それで全員が改心するということも現実はありません。理想はそうしたいのですが、はっきり言って努力は認めても、犯罪の根絶はできません。彼らを懲罰でもなく更生でもなく、ふたたび自活できるようなシステムを用意しないと、おそらく再び犯罪を起こすことは目にみえていますので、国会議員はよう議論してくださいね。なお、日本は10000人に一人しか犯罪者はいないから、100人で一人凶悪犯がいる国と比べて安全だと誤解することも危険ですから注意しておきます。