国と国民の安全には国家をひとつにまとまる大きな力が必要であり、よく考え抜かれた制度を確立運営しなければ維持ができない。維持ができないと、弱者が真っ先に切り捨てられ福祉も介護も存在しなくなる。ゆえに、この場を借りて、まずは日本としての考え方や活動についていろいろ注文した来たのだが、まったく改善されていない。毎回言うことだが、国会議員が何をしているのか見えてこないし聞こえてもこない。何回も言うが、立法府でありながら国会議員で法律を一条でも作れる人間が皆無、ひたすら省庁が作る法案にいちゃもんをつけるのが国会の場だと思い込んでいるからだ。国会議員自ら毎日数百の法律を作り出し、最強無敵の国家にできるはずだが、結局、彼らは莫大な給料と歳費をもらうためにひたすら権力者にすがって、選挙のことしか考えていない。落選すればただの人だし、議員になっても次の選挙で頭がいっぱい、これでは国会など必要はない。学者も同じ、ひたすら時代遅れの憲法を守るのだが、それは自分の教授の椅子を守るにすぎない。今の憲法が改正されたら憲法学者が不用になるのでまるでチンパンジーの様に違憲違憲と喚き散らし、それでは対案はないかと言うを何も知らないと言う、これこそエセ学者。経済学者は実態経済を理解できないし、あくまでも理論を講釈するが現実の経済とは関係がないという落ちらしい。裁判官はよほど世間知らずなのだろう、とても日本の国民性を無視した判決を出しまくっている。おかしいのは各県の知事もひどいのばかりで、これはいちいち言っていたら小説が書けるくらいだ。マスコミもまるで中国や韓国の手先のような報道を繰り返す。一番のいいのは朝日のひどさだろう。なんの根拠もなく、日本の主張と中国の主張をならべて比較し、両者はあたかも対等であるかのような報道をするが、日本は証拠も証明もできるのだ、中国は5年前にどこどこの報道官が言ったとか、中国の10年前の放送がこうだったとかねつ造されたものを平気でだして信じ込ませようとする手口だ、まあNHKも同様で、日本の政府は二の次にまずは北京の報道が優先するとはおかしいだろう。結局日本を営むべき知識人階級がどうしようもなく成長していないのだ。これにくらべ、中国は習を頂点に中国共産党幹部の優秀さは抜きんでている。これではアメリカも出し抜かれて当然だろう。実に賢くどこから見てもそつなくもれなく着々と支配していく。実にうまく技術を盗み、資金を盗み、領土を盗み、ありとあらゆる監視を行い、あっという間に世界征服も夢ではなくなった。
とうとうここまで来た以上、このまま北京は世界侵略の手を緩めることはない。すでに今日の段階で香港と言うのは単なる過去の地名になっただけだ。しかし、中国人ではないのだが、ひとつ忠告をしておこう。これはお山の大将ごっこをやめるとかいうのではない。お山の大将にしたのは、なにも中国人だけではなく、日本の政治家や経営者がおべっかで持ち上げたことも要因だからだ。なにを言いたいかと言うと、過去スペインもイギリスも世界平服を目指し、太陽の沈まぬ帝国を作った時期があった。しかし今はない。今は香港すら守れないのがイギリスだ。なぜ失敗したか、それは簡単なこと、世界中の植民地を維持するには莫大な資金が必要だからだ。今後中国が世界征服をした場合、どれだけの資金をつぎ込む必要があるかを再検討したらどうだ。たしかに遠方の植民地ではなく、国境を広げると言うことで管理はしやすいし、14憶人の中国人が支配すれば安上がりだろう、まして領土とすれば他国民など収容所で抹殺するので手間もかからないと踏んでいるだろうが、いずれにしてもその14憶人を食べさせる力を維持できるかである。アメリカのように他国を侵略することなく、経済で世界制覇をなし得るのがもっとも有効な方式であるが、そうすると、すくなくともアメリカが支配する世界と戦う必要がある。軍事で戦争に勝とうが、経済や金融ではドルでしか世界は動かせないのだ。いくら人民元でもそれは中国国内でしか通用しない、ハッキリ言って世界では紙屑しかすぎない以上、人民元ではハナガミ一枚買えないからだ。これが結局はお山の大将ごっこで終わると言うことなのだが、そういう話を日本の経済学者はわかっているかな。わからないなら、大学教授の肩書はお山の大将のような偽物だと言うことだ。