昨日、ギリシャの神殿から聖火が日本に向かいました。いよいよオリンピックが始まったのです。聖なる火で邪悪な病魔を追い払ってもらいたいのですが。邪悪な武漢ウィルスが出発したのは中国でした。中国での患者数は大幅に減少してますが、世界からみれば手遅れ状態です。なぜWHOは中国での流行が過ぎた段階でパンデミック宣言をしたのか府に落ちません。というより、中国のご機嫌を損なないように宣言しなかったという、まさに中国のための国際機関であることが露見され、おかげで中国から21憶円の寄付をもらったそうです。本当に中国での流行が終息するのかは疑問ですが、世界では急速に拡散し留まるような状況ではないようです。その中でオリンピックの開催をする日本はどう判断するのか。そのまま予定通り開催するか、延期するか、いっそ中止するか、IOCの判断が重要です。日本人ではそういう決断ができる人間がいないからです。実情でいえば、各国も選手の選考や事前の国際競技会も軒並み中止では選手選考もままなりません。当然出発準備も遅れるでしょう。そうなれば日本選手の一人勝で大いに日本有利です。たとえ観客がいない競技場でも試合さえできればいいので、メダル争いに集中すれば観客など不用でしょう。しかし、もともと真夏の東京でオリンピックと言うのは選手には過酷だと言われてきました。どうせなら秋にずれ込んだ方がいいとは思います。ただ、すべての日程を調整するとなると数か月ずらすのでは意味がないでしょう。はた目で見る限りは一年延期はやむをえないのではと思いますが。
しかし、EU各国は本当にパンデミックで恐慌騒ぎです。先だってはイギリスが離脱し、シリア難民は流浪を続け、ドイツもギリシャもイタリアもスペインも国家財政の破綻も見えてきてます。結局、すべて中国に頼って経済を行っていたツケです。ええがげんに中国と縁を切るくらいにしなければ、一路一帯の果てに中国共産党に飲み込まれて中国人民の植民地になるだけです。大昔モンゴル帝国がヨーロッパに攻め入る寸前まで来ましたが、今回は本当に中国に蹂躙されるでしょう。本当に時代というものは変わりました、植民地だったものが逆に相手を植民地と化すのですから。中国は人口も工業生産力も、資金も技術も、なにより膨大な軍事力を持っています、中小国の集まりにすぎないヨーロッパでは太刀打ちできないことは目に見えています。そういう状況をよく考えたうえで、各国指導者は対応を考えないと、権謀術策の孫子兵法でかかる中国に手も足も出ないことになります。ちなみに、これだけ武漢ウィルス騒ぎでも毎日尖閣諸島に中国船が領海侵犯を繰り返している事実を日本国民が知らないと同じことです。こういう危機的状態すら有利に働かすことが孫子の孫子たる所以なのですから。むかし、スペイン人が持ち込んだ病気でインカ帝国を滅ぼし、アメリカに植民した人々は免疫のないインディアンを病気で追い詰めましたという例は有名な事実です。今回の武漢ウィルスがそれと同じにならないように中国以外の世界各国は対処しなければなりません。