ゴーン氏が脱げ得になるか、恥の上塗りなのか今後の展開が期待されますが、イランでのウクライナ航空機撃墜はとうとう逃げられないと察したイラン政府の謝罪になりました。イラン軍が発したミサイルで民間機を撃墜し170人以上が犠牲になった事件、墜落現場をみれば単なる墜落ではなく爆発により粉々になったという状況でミサイルの直撃が有力視されたわけで、結局イランの犯罪でした。これで、数年前のウクライナ上空でのマレーシア航空機撃墜についても蒸し返しで真相究明がなされることでしょう。しかしこの期に及んで、イランはアメリカの責任だと非難しました。自国の完全なるミスで、ましてや軍関係であれば絶対にミスをしてはいけないにも関わらず、自己の責任を棚にあげる卑怯な態度に憤りを感じます。イスラム教徒であれば、まずは神の責任を追及するのが筋でしょうが、それができないならば、自らの軍と政府が全責任を負うもので、それをアメリカのせいにするなど子供じみています。しかし、はっきり言ってほとんどの政府はこういう事件で自らの責任は認めません、それよりもあったことすら隠蔽するという現実を日本人は知るべきです。なんでもかんでも自らの責任として謝罪するのが日本のシキタリになっており、やってもいない事実ですら土下座してお詫びして謝罪して賠償金を支払っています。このようなお人好しの国は日本以外ないのです、イランのような態度が世界の常識であるということを知るべきです。いい悪いとかの問題ではなく、国家と言うのは絶対の正義であり、間違いをしないというのが他の国の建前であり、はじめから日本政府は全て悪であるというNHKや朝日新聞のような組織は世界ではありえないからです。
実際、中国共産党は党の決めたことが世界を支配するための絶対正義として現在も未来も確固たる信念で不動の精神でウソをついてくるでしょう。その回答が現在の香港であり、台湾であり、チベットであり、ウイグルなのです。しかし、そういう中国の目論見も全て見透かされています、それでも強力な軍事力で世界制覇の道を進むかもしれません。でも、それほど今回の台湾総統選挙の結果は衝撃的でしょう。あれほど軍事力を台湾海峡で誇示したのがまるで結果が逆だったからです。香港もすぐ近くの広東あたりに50万人規模の軍隊を派遣して香港に圧力をかけましたが、今日現在も動乱は継続しています。軍事力の威力が陰り始めているのかもしれません。結局中国共産党自身の軍事組織であり、それはイランの革命防衛隊と根本を一にするからです。つまり本来の国民の眼の届かないところで、湯水のように金を浪費して気が付いたときは底をついていたというのがこういう組織であるからです。よく労働組合のためた資金がいつのまにか管理していた事務員に横領されギャンブルや遊興費に全部使い果たされた後に事件として明るみになるようなものです。これはゴーン氏とも共通してますね、大企業の独裁者がイエスマンばかりの部下しかいないことをいいことに湯水のごとく別荘やプライベートジェットやヨットや結婚式に会社の金を使い込み、挙句の果てに会社を潰して国外逃亡ですよ。もしかしたら、日本を愛してやまない男であれば次は謝罪会見をしてもらいたいのですが、二度と出てこないかもしれません。