儒教に侵されると「面子」に執着するのだろうか。まして天からの与えられた徳をもっているということから絶対的な正義だという観念に固執することになる。NHKは毎年太平洋戦争の記録を放映しているが、戦争という悲惨さを後世に伝える教訓としているが、本当の目的は反日であることは明白だ、しかし、そういう放送からも学ぶことはできる。日本もやはり面子にこだわったところが匂うのだ。戦争をするというより、根本的に体面や面子が重要なことで、そのために何万人の兵士や市民が犠牲になった。これだけの愚策で戦争をしたのであれば反日になる朝日新聞にも一部の理はあるかもしれない。本当に戦争するなら陸軍大臣、海軍大臣、各将軍はなぜ前線に行かなかったのか。行って撃墜された山本五十六大将くらいしか思い浮かばない。まず勝つか負けるかのときに、将軍の面子などどうでもいいのだ。はっきり言って、原爆搭載のB29を撃墜できずに特攻作戦など意味があったのか、広島だけで20万人以上の犠牲はなんだったのだろうか。ちなみにアメリカの映画では将軍みずから戦闘の先頭にたって指揮している、実に頼もしい男たち、英雄たちが賛美される。古代、面子をかけて20万人の兵員で乗り込んできたペルシャ軍を打ち破ったのはレオナイダス大王だ。最後は300人のスパルタ兵士とともに戦死したが、一兵士として帝国主義の侵略からギリシャ文明を守ったのだ。
今は習主席の中国と、文大統領の韓国が、天狗となったその面子をかけて日本やアメリカに戦いを挑んできている。かれらもまた面子のみで生きる人々である。かれら自身が正義であると確信し、その主張は都合のよく加工ねつ造され、あたかも真実のように強力な宣伝活動となって世界中に広がっている。トランプ大統領はそれに対し、ようやく攻勢にでてきた。また安倍総理もたじろぐことなく頑張ってほしいものだ。実際ここまで世界が混乱させたのは、オバマと言うサルと藩という国連事務総長が昔、中国と朝鮮を野放しにいたからだ。もしあのときに手を打っていれば南シナ海を埋め立てて公海を領土とすることもなかったろう、日韓の仲も悪くはならなかったろうが、歴史にイフは言えない、両者の体面だけが優先し、当時のアメリカも国連も何もしな買った結果である。前置きの話はあまりにも長くなりすぎたが、本論は厚生労働省の政務官の口利き問題である。真相が解明されないうちに上野政務官が辞任しまい、話にもならないのだが、職権乱用と言うより犯罪に近い所業で情けなくなる。貧困問題、不当労働の問題等々が山済みであるときに、そんな不正に手を染めてはならない。大臣としての面子はなかったのだろうか。自らは監督する立場にあるにもかかわらず、在留資格の不正で金銭を得るというのはあってはならないし、大臣としての説明責任すら果たしていない。このようなことは、中国や韓国の面子をたてるために何兆円の援助をしても謙譲の美徳で、一切支援の内容や協定文書を両国国民に示してこなかったことが、彼らに付け込まれる大きな過ちだったことを認識すべきである。