歴史上偉大な人物はたくさんいますが、織田信長ほど名実ともに時代を作った人物も少ないと思います。混とんとした室町時代から戦国時代の潮流を信長は打破しました。田舎の小大名の倅が大国との戦いに勝ち進み、新しい時代のパイオニアであることは誰もが認めることです。ちょうど、西洋の国との接触もあり、種子島と言う鉄砲の伝来、それに伴う工業の発展、戦法の改良等々いくら述べてもきりがないです。そのなかでも、信長が若い自分より楽市楽座の実施は商業や産業の発展に寄与するもので、信長が単なる武将ではないことを示すいい証拠です。領主や寺社等からの徴税や関所などにより商品流通に著しく阻害するものを失くしたのですから、当時としては画期的なことです。へたにやれば旧態勢力の反発をうけて瓦解してしまうような危ない改革でした。しかし、未来を見据えた男に取っては苦も無く達成し、その後、秀吉、家康とつづくことになります。今の世界も規制や関税など日増しに貿易の圧力が加わるようです。一国だけでは成り立たないことを承知しながら自国の保護のみで自国経済を守ろうとしています。まあ、不正を行う国、侵略も目的とする国家もあるので、背に腹は代えられませんが、挙句の果ては、シャッター商店街になります。特に少子高齢化社会では国家の勢いが違います。また、資金が富裕層にのみ停滞し、社会全部、ひろく市民一人一人のふところに給与としてお金が流れないと国の富はどうかしないのです。現在の各国トップがそれを理解しているかどうか、一度信長の在り方を見直す必要がありますね。来年の概算要求が出たようですが、105兆円をまかなうためには消費税の増税が必要かは大いに疑問です。逆に消費を冷え込ませることにつながり、ひいては税収入の減少になるからです。話はそれてしましますが、SMAPというグループがありました。今はメンバーがばらばらで活動していますが、一時の人気に陰りが見えるようです。解散自体はそれぞれの責任なのでどうしようもないですが、タレントの意向と事務所の意向の違いで対立になるのでは、ちょっと考えた方がいいのかもしれません。タレントは自分の人気が自分だけのものだと考えがちですが、本当に自分の力で何千人、何万人の人の財布を開けさすることができるかはよく考えたほうがいいです。紹介所もおなじですが、やはりマネージをしている人々がいるからそれぞれの個性を生かせるのであって、もちろん事務所も間違う所もあるし、誤解も生じるでしょうが、お互いに解決の道を探る必要もあります。どこかの総理大臣も地方の商店街の動向を視察し、よく住民の意見を聞くべきです、発展する東京だけを見て、出世だけが目的の財務官僚に惑わされてはいけません。一部勢力の惑わされると、思考能力を失い、理論不在の感情論で他国を教条的に糾弾するという支離滅裂などこかの半島の大統領になってしまいますよ。