老後に2000万円が必要かどうかは議論があるところでしょう。子供のころは親の面倒を見るのは当然のことと思ってましたから、福祉予算など必要ないと思っていましたが、今は介護保険などの福祉がなければどうしようもありません。介護保険、健康保険、年金、生活保護など幾重にも国民の生活に欠かせない制度です。もちろん、十分ではないことは承知ですので、足りない部分はどうしても自己資金で賄わなければなりません。多くのご家庭で家政婦さんやヘルパーさんが働いております。本当は貯金が2000万あっても無理かもしれません、施設に入所したり病気やケガはつきものです。まあ、日本は貯金総額が世界第一位であり、国民全体としては問題ないのですが、個々人は現役時代にどれだけ稼げてたかで老後の豊かさに違いができるかもしれません。一律に数字を出したところで、当てはまる人は当てはまり、違う人は違うのであって報告書を逆に鵜呑みにするから騒ぎになるのでしょう。
大阪では世界主要国の首脳があつまりG20サミットが開催されています。大国や重要な国々の代表が慎重かつ大胆に議論してもらわないと、地球の将来に影響します。ところで、本当は国連とか何をしているのでしょうか、他にも世界機関は沢山あるはずですが、ほとんど聞きませんね。WTOなど貿易問題や、ユネスコ、国連安全保障理事会などどうもな感じです。20世紀はよく国連事務総長が世界の紛争に直接和平呼びかける姿がありましたが、今は国連の力がなくてこういう20か国等で会議が行われ、なにが決定し実行できればいいのですが。国連が機能しないなら、機能するように改変しないと手遅れになるかもしれません。
世界も日本もどこもかしこも紛争です。昨日は台風が直接来ませんでしたが蒸し暑い日となり、熱中症になった方もおります。おり悪く患者様にもご迷惑をおかけするときがありますが、なかなか熱中症は判断が難しいとの認識をいたしました。はやめに水分補給やエアコンをいれるなど、ご家族や介護の人は判断した方がよいです。家族に高齢者がいるとわかりますが、高齢になると温度がわかりません、暑くても寒いと言うし、エアコンが嫌いで、空調を入れさせないお年寄りがたくさんいます。なんど言っても聞き入れない高齢者から熱中症から守るのは一苦労します。