立法府といいながら誰一人法律など作れないのはわかっております。それなら立法府と言わず、意味なく怒り出す野党議員ということで立腹府とすればいいのではないでしょうか。老後に2000万円必要かどうかはいろいろな見方考え方があるので、そんな予想をするより、目の前の消費税をどうするのか議論が欲しいところです。警察は犯人を取り逃がし、児童相談所は幼児を見殺しにするなどという失態に我慢できません。一番の問題は日本にたまりにたまった預金残高1400兆円が円高を引き起こし、投資も消費もしないので、景気が上向かず、雇用も少ないのです。まあ人手不足も零細企業の雇用が進まないのも、引きこもりや貧困問題も結局、お金が回らないのが理由です。いくら日銀でもこれではどうにもならないでしょう。来週は大阪でG20の会議があります。各国の思惑があるので議論することは必要でしょうが、結局問題を先送りにするだけの会議なるのでしょう。今の世界は約束を守らないという風潮ですので、やもえないのです。中国も朝鮮もロシアもイランも取り決めた話を一切守らず、平気で自己主張を繰り返していては、どの国もやる気など無くなるわけです。
ではどうするか、どうも人間は今の状況だけで判断しますが、先を見て、将来を考えてみる必要があります。ファーウエイという企業がアメリカから排除されていますが、中国では一民間企業であり中国政府とはかかわりがないという主張です。しかし、将来は国営企業になるのが見えています。今だけで判断すると未来に禍根を生じるもとです。将来、中華思想実現のためにすべての資源を使って世界を支配するという未来がある以上、今を詭弁で論じても諸国はごまかされるでしょう。いくら実のあることがなくても、中国と朝鮮の絆を言うのであれば、かれらの未来は世界の支配以外に考えれらません。それをなぜか日本の野党は平和の象徴のように擁護するするは解せません。単に腹を立てて国政をゆがめるのも、結局今の状況が見えず、何とかなるだろうという思い込みで動くからです。今から老後に2000万円必要かどうかの不毛な議論ではなく、老後も豊かに暮らせるようなビジョンをもって、法律をつくったらどうですか、国会議員は法律を書けますか、本当に法律をつくれる議員があれば、是非こちらにも声をかけてください。