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オクスフォードの誓いに近い

DSC026311933年にオックスフォードの学生たちが、どのようなことであれ国家のために戦争することを拒否するという宣言を出しました。これは第一次世界大戦のあまりに酷い結果、膨大な戦死者を見ての決議でした。これ自体は良心的な判断であったと思いますが、実はこの決議に喜んだ男がおりました。その人物は後にナチスドイツを率いて第二次世界大戦を起こしました。なぜなら、この決議からイギリスは参戦してこないと見込んだからでした。今日本は同じような状況に陥ってます。良心善意でいうのは構いませんが、相手がいる場合に誤解を与えることになります。日本は武力を用いない、ならばもう北方領土は返す必要がない、そしてこの国から、いずれ北海道を割譲しろと要求するでしょう。しかし、日本は戦争をしない、軍備を持たないので、北海道はロシアの主権になることでしょう。いかに今の日本人の知能の弱さがわかります。オックスフォードの誓いはまるでどこかの国の憲法ですね。
さて、タイで15人のアポ電詐欺師たちがつかまりましたが、これも憲法でどこまで対応できるのか疑問です。いまから70年前の憲法で想定していない犯罪がほとんどです。組織的かつ巧妙、すなわち携帯や情報機器を使って犯行の足取りをつかめないようにできるわけです。もう古い捜査では国民から犯罪を防ぐことはできないでしょう。ハッキリ言って憲法を改正し、犯罪防止をしなければならないのです。まあ中国は全ての国民の個人情報を把握し、いつどこで何をして何を買ったのか全てわかるようにしています。顔写真で全てが公表することも可能です。そこまでするかは問題もありますが、これくらいしないと犯罪防止はできません。スパイ行為も
防止しないと日本の技術がどんどん盗み出されます。結局、日本の国会銀はなにもしないということですよ。決議もしない、会議もしない、改正もしない、そもそも立法と称しながら国会議員のだれも法律を作ったことがない。これが国会議員の正体です。
オックスフォー誓いについては、ナチスと戦ったチャーチル首相は当時、誓いは卑劣かつ下劣で恥知らずな告白と揶揄ったそうです。そのイギリスが今苦境にあります。ユーロから離脱するかでいよいよメイ首相も辞職に追いやられる始末です。実はヨーロッパ各国はどこも問題を抱え、衰退の一歩手前の状況です。経済問題、財政問題、移民問題等々困難かつ結論はでないでしょう。日本の戦国時代のように、もういちど、信長とかヒトラーのような方法でヨーロッパ統一でもしなければ埒があかないのかもしれませんが。私の考えではいづれ、イギリスはアメリカに飲み込まれ、他のヨーロッパは小国となったロシアと一緒に生きていくでしょう。

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